日本球界入りが話題となっている台湾出身の外野手と言えば?
Lamigoモンキーズの『王 柏融(ワン・ボーロン)』選手ですよね!
王柏融選手は台湾リーグで最高打率の.414を2016年に記録して話題となりましたが、実はこの年、他にも打率4割を記録していた選手が2人もいたんです!知ってましたか?
王柏融選手に注目が集まっていたのであまり他の選手はニュースでも話題とはなりませんでしたが、2016年シーズンでは中信兄弟エレファンツのチャン・チーシェン選手が.402、そして王柏融選手と同じチームのリン・ホンユー選手が.400で計3人が打率4割を記録しているんです!
同じ年に3人4割打者を生み出しているとなると、台湾の投手レベルを疑ってしまいそうですが、投手陣のレベルが低いわけでもありません。
3人が打率4割を記録できたのは、それぞれ有能な選手であり、才能に満ち溢れた選手であるからなんです!
話題となった打撃成績と記録、そして経歴と特徴やエピソードについて調べて見ました!
日本球界入りが近づいている王柏融選手について詳しく迫っていきましょう!
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王柏融(ワン・ボーロン)のプロフィール
出典:http://net-kousien.com/
出身地:中国 台湾
生年月日:1993年9月9日
身長:181cm
体重:90kg
プロ入り:2015年 全体4位
デビュー:2015年9月2日
日本やアメリカのドラフト会議はそれぞれ球団の順位で指名して行くのですが、台湾のドラフトは全てがウェーバー制となっているようで、全体の順位で指名して行くようです。
日本のドラフトの醍醐味と言えばやはりドラフト1位の抽選であると思いますが、台湾ではそれはないんですね。
韓国も1次ドラフトは抽選の為のドラフトではないのであまり盛り上がらないようですが、韓国の場合は1次ドラフトは地域の選手を優先的に指名できるので、地元の有望選手は獲得しやすくなっています。
盛り上がりにはかけるかもしれませんが、地域密着型を挙げるなら韓国式のドラフトが一番良いのかもしれません。
でも、国によって違うドラフト制度も面白いですね!
王柏融(ワン・ボーロン)の経歴は?
王柏融選手は小学生の時に王建民投手に憧れて野球を始めました。
最初は右打ちでしたが、中学生の時に左打ちに転向しているんです!
ここからずっと左打ちなんですね!
その後、高校に進学して大学にも進学しました。
現在、台湾出身のプロ野球選手はチャイニーズタイペイで代表戦に出場していることが多いですが、王柏融選手はこの代表経験はないんです!
今の成績から見ると意外ですよね!
王柏融選手本人も代表選に出場出来なかったことはコンプレックスとなっているようで、それが原因で野球を辞めようとしたこともあったようなんです。
辞めていなくてよかったですね!
高校時代は投手をやっていて、球速も145km /h以上も記録していたようでしたが、打者としての方が才能があると当時の監督に判断されて打者へと転向させられているんです!
この時、打者に転向していなければ今の王柏融選手はいなかったかもしれないですね!
でも、王柏融選手は王建民投手に憧れて野球を始めているんです!
なので投手として今でも魅力を感じており、外野手以外のポジションでやりたいポジションは投手となっているんです!
一度投手の王柏融選手も見てみたいですね!
大学では、最初は三塁手をやっていたのですが、守備の負担を減らして打撃に専念するために外野手に転向しているんです!
これがあったからこそ今の王柏融選手があるんですね!
高校時代は打撃が良いと監督に言われて打者に転向しているのですが、高校通算本塁打は実は0本だったんです!
ですが、大学に入って外野手に転向したことでウエートトレーニングなどにも力を入れることが出来たことで、長打力も飛躍的に伸びたんです!
ここでやっと覚醒したと言えるのかもしれないですね!
2014年、王柏融選手が大学4年生の時の仁川アジア競技大会で、初めてチャイニーズタイペイの代表選手として選ばれて6番ライトで全試合に出場して打率4割を記録したんです!
チームも準優勝に輝いており、チームの勝利に大きく貢献しているんですね!
この活躍があって2015年のドラフトで全体4位で指名を受けて入団となったのですが、その前にシンシナティ・レッズのスカウトから注目されており、マイナー契約の提示を受けていたんです。
しかし、王柏融選手は結果的にマイナー契約を結ぶことなく中国でプロとなったんです!
現在では海外でプレーすることを望んでいますが、アメリカよりも日本でプレーしたいと語っているので、2019年頃に日本の複数球団で争奪戦が勃発すると予測されています。
どこの球団に入っても即戦力として活躍が期待されているので、今から王柏融選手来日が待ち遠しいですね!
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王柏融(ワン・ボーロン)の成績や記録が話題に!
王柏融選手はプロ入りからまだ3年しか経過していません。
1年目は29試合にしか出場出来ませんでしたが、成績は36安打で打率.324、9本塁打、29打点を記録しているんです!
1年目から凄い活躍ですね!
王柏融選手は出場した試合が少なかったので目立っていないですが、短期的には4番をやってもおかしくない数字となっていますね!
2年目の2016年は、開幕から安打を重ねていき、打率.414を記録したんです!もちろんこの打率は台湾で歴代最高記録となっているんです!
2年目にして最高の記録を達成しましたね!
この年凄かったのは打率だけではなく、出場試合数は116試合全てに出場したのですが、この試合数で王柏融選手は200本安打を達成したんです!
日本の143試合でも200本安打は難しいとされているのに、それよりも遥かに試合数が少ない中国で達成したからまた凄いですね!
また、王柏融選手の凄さは打率だけではないんです!
本塁打は29本はなっており、盗塁も24個決めているんです!
打点でも105打点をマークしているので、全てにおいて天性の才能を見せていますね!
王柏融選手は2年目でこれだけの数字を残しているんです!
3年目は三冠王にも期待がかかると思います!
三冠王と言うよりも、盗塁を含めた四冠王にも期待されていたかもしれないですね!
王柏融選手は迎えた3年目も前年同様に安打と本塁打を量産していきました!
シーズン115試合のフル出場も成し遂げて、安打数は178安打でした。
前年の200本よりは落ちてしまいましたが、打率は2年連続4割となる.407を記録したんです!
王柏融選手はやっぱり凄すぎますね!
この年は本塁打31本でも本塁打王を獲得しており、101打点で打点王も獲得しました!期待通りの三冠王に輝きましたね!
盗塁数は16個と減らしはしましたが、三冠王を達成した選手として2桁盗塁を決めるなんてこれまで誰も出来なかったことではないでしょうか?
現在3年を終えて通算打率が.402と驚異的な数字を残していますが、それよりも驚きなのはOPSなんです!
OPSは10割を超えたら一流選手と言われますが、王柏融選手はここまで3年連続でOPS10割超えを成し遂げているんです!
通算のOPSでも1.162と見たこともない数字となっているので、打率だけでなく、長打もよく打てる選手として世界から注目を浴びているんですね!
3年間のプロ生活の中で、.414の打率と130得点と200本安打、そして333の塁打数で台湾記録を成し遂げているんです!
これらの記録はもう誰も越えることが出来ないと思われるので、記録更新は王柏融選手本人以外にはいないと思います。
これから先、日本やメジャーに挑戦することになると思いますが、その前にさらなる記録更新に挑んで見てもらいたいですね!
王柏融(ワン・ボーロン)の特徴やエピソードは?
王柏融選手のバッティングは、無駄のないフォームでバットの軌道が短いようなんです!
なので、どんな球種にも対応ができ、相手投手のはペースにも流されない事が王柏融選手の最大の特徴であるようです!
早いカウントから打つ事が多い王柏融選手ですが、2ストライクになってからの打率は2割を切っているようで、追い込まれてからのバッティングには少し課題が残っているようです。
王柏融選手は左打ちなので、左投手を相手にすると打てなくなるかと思われますが、現在台湾には世界で通用するレベルの左投手がいません。
なので、王柏融選手には敵がいない状態となっているので、3年連続打率4割を記録することも夢ではありません。
是非達成してもらいたいですね!
巧打力に目が行きがちなので、長打力は二の次と言う感じになっていますが、スイングスピードは現在、台湾一との評価も高いんです!
もしも日本へやってきたら30本塁打までは期待出来ないかもしれませんが、まだ発展途上の王柏融選手なので、これからもっと本塁打数も増加するかもしれません。
でも、そればかりは来てみないとわからないですね。
台湾では王柏融選手を抑えられる投手はほとんどいない状態となっていますが、王柏融選手は海外でプレーすることを考えているのでしょうか?
日本人選手はメジャーに憧れを抱いている選手が多く、これまで多くの選手が海を渡って行きました。
その全ての選手がアメリカへと渡りましたが、戦力外を除いて自ら韓国や台湾などアメリカ以外に渡った選手はいません。
やっぱりアメリカが頂点なので憧れるのはわかりますが、他の国にもそれぞれ魅力はあるので視野に入れても面白いと思いますが、現実はそうは行きませんね。
話は戻りますが、王柏融選手は海外でのプレーに興味はあるのか?と言う質問をテレビ番組に出演した際に受けていましたが・・・、その答えは?気になりますよね?
返答は「興味はあります!」だったんです!
でも、メジャーでのプレーを希望していたら日本に来ることはないので、1番の問題はそこであると思いますが、その返答は「アメリカよりも日本」と答えているんです!
やりましたね!
王柏融選手は2016年のインタビューでも「海外に羽ばたく夢は諦めていません。絶対に実現させます」と言っていることから、日本の球団からオファーがあった時はそれを必ず受けると思います!
あとは、条件面と環境次第でどこの球団に行くかが変わってくると思うので、今の現状ではどこの球団が有力なんてことは言えませんが、憧れる選手はソフトバンクの柳田悠岐選手と阪神の糸井嘉男選手と言っているので、この2人が在籍している球団が有利であるかもしれません。
でも、これから先何があるかわかりません。
もしかすると気が変わってメジャーを表明するかもしれないので、王柏融選手のこれからの動向には注目が集まりますね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後に王柏融選手について簡単にまとめると
安打数と打率、塁打数と得点で台湾記録を更新している。
②小学校から投手として野球を始めたが、中学校まで全く芽が出なかった。
高校に入って打者に転向すると徐々に成績を伸ばしていき、大学で外野手コンバートによって一気に覚醒した。
③無駄のないフォームで三振率が少なく、スイングスピードが早いのが特徴である。
今のところはアメリカよりも日本でプレーしたいと語ったが、移籍するまでにまだ時間があるので、等心変わりするかわからない。
2018年のオフは王柏融選手の移籍話で盛り上がると思います。
しかし、2018年のシーズンで大怪我を負ってしまったり、打撃不振に陥ってしまえば盛り上がりは欠けてしまうと思います。
3年連続打率4割を記録したらメジャー球団も放っておかないと思うので、より注目が集まると思います。
台湾出身で日本で活躍している陽岱鋼選手が実績を出しているので、王柏融選手も日本に来たら好成績を残せると思いますが、1年目は環境の変化もあるのでどちらに転ぶかはわかりません。
どこの球団に移籍したとしても、長い目で見てもらいたいですが、メジャーに行けば即戦力の期待が大きくなると思うので、やはりまずは日本でやって見てもらいたいところです。
台湾で数多くの記録を叩き出したその実力を早く世界に見せてもらいたいですね!
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