ピッツバーグ・パイレーツに在籍しているが、ビザが取得できなくて渡米していない韓国人選手と言えば?
『姜 正浩(カン ジョンホ)』選手ですよね!
姜正浩選手は日本でも度々話題となっている選手ですが、韓国時代の成績は驚くほどに微妙なんです!
実績を挙げたのは確かですが、大活躍したと言えるのは1年だけなんです!
意外ですよね!
長打が売りとしてメジャーに渡りましたが、メジャーでは本塁打がどれくらい打てているのでしょうか?
気になりますよね?
日本人選手でも年間2桁本塁打を打てれば良い方とされていますが、韓国人強打者はどれくらい打てるのでしょうか?
韓国時代の成績とメジャー時代の成績エピソード、そして特徴や経歴について調べてみました!
ちょっと問題の多そうな姜正浩選手ですが、野球人としてどうなのか迫っていきましょう!
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姜正浩(カン・ジョンホ)のプロフィール
出典:http://sports.ltn.com.tw/
出身地:韓国 広州広域市
生年月日:1987年4月5日
身長:182cm
体重:97kg
プロ入り:2005年 2次ドラフト1位
デビュー:KBO 2006年4月8日
MLB 2015年4月8日
シリーズの開幕戦は国や、その年によっても異なりますが、姜正浩選手はデビュー戦が韓国とメジャーで同じ日となっているんです!
年は2006年度2015年で大きく差はありますが、同じ日にデビューなんて事は滅多にない事であります!
姜正浩選手が縁起を担いだりする選手なのかはわかりませんが、4月8日はとても縁のある日にちであると言えると思います。
現在はメジャーの試合に出られない為、縁のある日にちも関係ない状態となっていますが、もしかすると復帰戦が4月8日になる事も否定はできないかもしれません。
もしもそうなった時はメジャーではなく、韓国球界復帰という事になるのでファンは望んでいないかもしれませんが、2019年の4月8日にも何かが起こるかもしれませんね!
姜正浩(カン・ジョンホ)の韓国野球時代は?
姜正浩選手は2005年にプロ入りを果たすと、翌年2006年には1軍デビューを飾っています!
この年は10試合のみの出場となり、3安打で打率.150に終わってしまいました。
悲惨な結果ですね。
2年目も20試合で2安打、打率.133となってしまいました。
この2年間で本塁打はまだ0本となっています。
プロの投手を相手に苦戦していますね。
しかし姜正浩選手の3年目、現代解散によりチームをネクセン・ヒーローズに移すと、116試合で98安打、打率.271を記録したんです!
やっとレギュラー獲得ですね!
この年は本塁打も8本打っており、ホームランバッターとしては物足りない数字ですが、大器の片鱗を見せていますね!
翌年は133試合全てに出場して136安打、打率.286、23本塁打、81打点を記録したんです!
クリーンナップとしての働きを見せましたね!
目立った活躍を見せた2009年でしたが、2010年は133試合には出場しましたが、12本へと減らしてしまったんです。
135安打を放ったので、打率は.301を記録しましたが、長距離打者としの活躍は見られない年となりましたね。
2011年も123試合に出場して125安打、打率.282を残しましたが、本塁打数は9本と減少しています。
姜正浩選手の打点を見ても63打点となっているので、6番よりも下の打順で打っていた可能性がありますね。
2012年は、124試合で137安打を放ちました!
打率は.314と高打率を記録ており、本塁打でも25本と自慢の長打が戻ってきました!
打点は82打点と主力としては控えめな数字ですが、長打が戻ってきたことに意味があるのでこの年はこれで良かったのではないでしょうか!
長打完全復活が期待される2013年は126試合で放った本塁打は22本となっています。
131安打で打率.291と2年連続の打率3割は逃していますが、打点数96は自己最高となっているのでようやく本領発揮してきたと言えるかもしれませんね!
2014年には117試合の出場ながら、149安打、40本塁打、117打点、打率.356と飛躍的な活躍を見せることができました!
この翌年に姜正浩選手はメジャーに移籍しているのですが、打棒が大爆発したのは実質1年です。
メジャーに行くには早すぎたようにも感じますが、年齢的なものも考慮してこの時に移籍を決断したのだと思います!
2014年は素晴らしい活躍を見せましたが、打撃タイトルは何も取れていません。
この年のレベルが高かったことも挙げられますが、韓国球界には姜正浩選手よりも凄い選手がいる事を表していると思います。
通常、40本塁打117打点、打率.356の成績を残していたら三冠王を獲得していてもおかしくない中で無冠と言うのは寂しいですが、メジャーに移籍するのには十分な成績は残せたので本人にとっては良かったのではないでしょうか?
姜正浩選手がまたいつか韓国球界に戻る日がやってくるかもしれませんが、その時はまた周りが驚くような成績を残してもらいたいですね!
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姜正浩(カン・ジョンホ)のメジャー時代のエピソード
姜正浩選手は2014年のオフにメジャーに移籍してから2年間でパイレーツでプレーしていました。
韓国で40本塁打を放った翌年として期待されましたが、メジャー1年目は126試合で121安打、15本塁打、58打点、打率.287となったんです。
数字的には悪いと言える数字ではありませんが、期待の大きさからすると少し期待ハズレだったかもしれませんね。
でも、本塁打は思うように打てなかったかもしれないですが、メジャーで打率.287を残していれば、良い方であると思います!
2年目の2016年は試合数を減らして103試合の出場に留まってしまいました。
これは、前年の怪我が影響していて4月にはリハビリをしていたから出場数が減ってしまったんです。
怪我さえしていなければもっと試合に出れていたことは間違いないですね!
この年は、21本塁打、62打点、打率.255の成績を残していますが、シーズン途中である6月に姜正浩選手が女性への暴行したとして警察が捜査を進めていたんです。
結果的にはこの件で逮捕されることはなかったようですが、ちょっと不祥事が多いようですね。
メジャー2年で35本塁打を放った実績があり、まだやれば30本塁打も視野に入りそうなだけに勿体なかったのですが、姜正浩選手は2016年の12月に飲酒運転、その際に起こした物損事故、そして現場から逃走を図ったとして警察に捕まってしまったんです。
この一件で済んでいれば事は大きくならずに済んだのですが、姜正浩選手は過去にも2度の逮捕歴があるんです。
今回が3回目という事で、姜正浩選手は検察に起訴され、懲役8ヶ月、執行猶予2年の判決を下されてしまったんです。
現役メジャーリーガーが有罪判決なんて信じられませんね。
この事が原因で、アメリカ当局からビザ発行が却下されてしまったんです。
ビザがなければ姜正浩選手はアメリカに入国することができません。
短期ビザでも入国を拒否されていた為、2017年シーズンは1度も渡米する事なく終える形となってしまったんです。
無念ですね。
パイレーツ側は姜正浩選手に実戦感覚を保たせるためにドミニカ共和国ウインターリーグに参加させることにしたんですが、結果は24試合で12安打、1本塁打、10打点、打率.143と低迷してしまったことでチームから放出されてしまったんです。
災難は続きますね。
2018年はビザがどうなるかわからない状態でしたが、パイレーツが姜正浩を保有したままシーズンを迎えることになりました。
パイレーツ様々ですね!
4月はまだビザの取得に目処が立っていませんでしたが、5月に入ってからビザの取得が出来そうだと言う一報が入ってきたんです!
姜正浩選手の復帰にはまだ時間がかかりそうですが、一筋の光が差し込みましたね!
6月には渡米が出来れば後半戦は出場が出来そうですが、不安なのは実戦感覚です。
1年間試合に出られていないわけなので、復帰したからと言って直ぐにメジャーで活躍できるわけではありません。
恐らくまたマイナーで結果を残してからでないとメジャーには上がって来れないと思うので、また初心に戻って一から頑張ってもらいたいですね!
姜正浩(カン・ジョンホ)の特徴や経歴は?
姜正浩選手は、韓国時代に40本塁打を打ったのは1度だけとなっていますが、手首の力が強く、長打力には定評があるんです!
成績を見れば長打力がある事はわかると思うのですが、姜正浩選手は引っ張り中心の打撃をしているので本塁打を量産できるんです!
基本的には逆方向に本塁打を多く打てる選手が真のホームランバッターであると言われていますが、右打ちである事は貴重であると思います!
韓国でも同様ですが、近年では左打ちの選手が多くなってきています。
少し前のドラフトでは、由伸2世と言われた谷田成吾選手もドラフト上位最有力と言われていましたが、指名漏れしてしまう結果となってしまいました。
それは何故でしょうか?
本人の能力が足りなかったことが一番の原因であると思いますが、右投げ左打ちの外野手は今では多くいるのであまり必要とされていないんです!
それをカバーするには、何か一つでも抜きに出た能力が必要です!
谷田選手にはまだその能力がなかったのでプロ入りとはなっていません。
一方、姜正浩選手は右打ちの内野手です!
長打の打てる右打ち選手というのはそれだけで重宝されますが、姜正浩選手の場合は手首が強いのでパワーピッチャー相手にも力負けしないバッティングが出来るところはかなり強みであると思います!
また、見るものを魅了するスイングスピードの速さも姜正浩選手の特徴の一つと言えると思います。
ホームランバッターになるにはスイングスピードが大事です!
そのスピードをアマチュア時代から評価が高かったので凄いことであると思います!
そんな姜正浩選手の高校時代ですが、姜正浩選手は高校時代は捕手として活躍していたんです!
恵まれた体格なので、扇の要である捕手を任されていたんですね!
また、捕手以外にも投手、一塁手、遊撃手、三塁手、二塁手と内野全てのポジションを守ることが出来ていたんです!
今では遊撃手か三塁手となっていますが、投手もやっていたなんて少し驚きですよね!
その投手成績は、高校3年生の時に黄金獅子旗大会の決勝戦で8回を無失点に抑える好投を披露しているんです!
投手としても素質はあったんですね!
元々捕手をやっていたのでプロに入ってからは肩の強さを活かして外野手に転向となるパターンが多い中で姜正浩選手は遊撃手として登録されていました。
珍しいパターンですね!
どのポジションでもバランスのとれた力を発揮してたので、現代ユニコーンズにドラフト指名されましたが、このチームは2007年を持って解散となってしまいました。
ファンからは惜しまれる声もありましたが、姜正浩選手にとってはこれが転機となったんです!
チームのファンには申し訳ないですが、これが現実ですね。
チームを変わったことで気持ちも切り替わったのか、姜正浩選手は一流選手として成長していきました。
不祥事を起こしているので、一流と言えるのかは微妙ですが、野球の成績では凄い選手なので、これからは真面目に頑張ってもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後に姜正浩選手について簡単にまとめると
打撃全てにおいて2014年に覚醒したと言える。
②2年間で36本の本塁打を打ったが、打率はやや低めであった。
暴行問題や飲酒事故、事故後の逃亡などがあり逮捕され懲役8ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を受けている。
③手首の力が強く、打球を引っ張ってスタンドインさせるのが上手である。
元々は捕手であったが、投手などもこなしており、学生時代はユーティリティプレーヤーであった。
姜正浩選手は1年と数ヶ月ビザが取得出来ずにアメリカへ渡ることが許されませんでした。
しかし、問題の多かった姜正浩選手ですが、仕事ができない間は問題を起こすことなく大人しく過ごしてきました。
ファンとしてこの期間、姜正浩選手を試合で見ることが出来なかったのは残念ですが、姜正浩選手自身が起こしてしまった問題なので仕方がないと言えます。
ビザが取得出来たとしても2019年の契約はどうなるかわかりません。
2018年はシーズン中の復帰が出来たとしても厳しい立場に置かれているので与えられるチャスは少ないと思いますが、そこで結果を残せれば2019年もアメリカでプレーする事は可能だと思います!
問題を帳消しにする事は出来ませんが、周りの記憶を薄れさせる事は出来ると思うので、結果で応えてもらいたいですね!
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