韓国の左のエースと言えば?
SKワイバーンズの『金 廣鉉(キム グァンヒョン)』投手ですよね!
金廣鉉投手はWBCや北京オリンピックで日本代表も苦戦した投手ですが、幾度と怪我で苦しんでいます。
現在も手術後のリハビリとなっており、2018年に完全復活出来るのかはわかりません。
左の速球派は怪我をしてしまう投手が多く、長い現役生活を続けられる投手が少ないです。
しかし、金廣鉉投手はまだ29歳と若いので、引退するには早すぎます。
日本では元阪神の赤星選手が早くに引退してしまいましたが、赤星選手の場合は命に関わる事だったので仕方がないと思います。
今現在、どのような状態なのかは不明ですが、今回も完全復活する姿を見せて欲しいですね!
怪我に苦しめられている金廣鉉投手ですが、これまでの投手成績はどれくらい良い成績を残しているのでしょうか?
エースと言われ、若い時から将来有望と言われた事が正しかったのか見ていきたいと思います!
また、経歴や特徴と獲得タイトルや代表歴についても調べましたので、早速迫っていきましょう!
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金廣鉉(キム・グァンヒョン)のプロフィール
出典:https://news.tvbs.com.tw/
出身地:韓国 安山市
生年月日:1988年7月22日
身長:188cm
体重:88kg
プロ入り:2006年 1次ドラフト
デビュー:2007年4月10日
金廣鉉投手の生年月日は1988年となっており、この年は日本では黄金世代と言われている世代となっています。
日本では柳田悠岐選手や田中将大投手、前田健太投手や坂本勇人選手、秋山翔吾選手や澤村拓一投手など他にも多くの有能選手がいますが、この年は元々ハンカチ世代と言われていました。
ハンカチ王子こと、斎藤佑樹投手は目立った活躍は出来ていませんが、それでも今も登板するば注目が集まっています。
田中将大投手に完全に置いていかれた斎藤佑樹投手にも世代を代表する投手として頑張ってもらわなければいけません。
登板機会を与えてくれる栗山監督の期待に応える活躍を2018年には見せてもらいたいですね!
金廣鉉(キム・グァンヒョン)の投手成績は?
金廣鉉投手は、入団1年目となる2007年は20試合に登板して、その内13試合で先発を任されました。
勝敗は3勝7敗と期待に応えることは出来ませんでしたが、防御率は3.62と高卒1年目のルーキーとしては立派な数字を残しているんです!
現在ロッテのエースである涌井秀章投手のよな感じですね!
金廣鉉投手の2年目は開幕シーズン終了まで全て先発を任されました。
登板した試合数は27試合となっており、16勝4敗をマークしたんです!
防御率でも2.39を残しており、奪三振は150個でタイトルを獲得しているんです!
2年目と思えない活躍ですね!
金廣鉉投手の3年目はもちろんエースとして期待が大きくなりました。
順調に勝ち星を伸ばしていき、21試合で12勝2敗の成績を残しました!
勝率.857はかなり高い数字と言えますね!
金廣鉉投手の4年目は、再び大車輪の働きを見せて31試合に登板して17勝7敗を挙げました!
投球回数193回も自己最高となっており、エースに相応しい成績を残したんです!
防御率も2.80となっているので安定感のある投球を披露していたんですね!
金廣鉉投手の5年目の2011年は開幕からあまり調子が良くありませんでした。
シーズン中に肩の怪我で度々戦列を離れており、投げることさえままならなかったんです。
投手にとって肩の怪我は致命傷ですね。
安定してローテーションを守れなかったことで試合数は17試合に留まったんです。
怪我をしていた割には多いと感じるかもしれませんが、先発した試合は僅かに9試合しかありません。
なので勝敗は4勝6敗と4年連続の2桁勝利を逃してしまったんです。
残念ですね。
金廣鉉投手のこの年は防御率も自己ワーストとなる4.84を記録しており、調子の悪さが伺えますね。
調子を戻して挑みたかった2012年シーズンでしたが、シーズン前半は調子が戻らなかった為、1軍で登板するようになったのは6月に入ってからだったんです。
怪我が大きく影響していると考えられますね。
その影響で、2012年シーズンは16試合の登板に留まってしまいました。
でも、この年は中継ぎ登板はなく全てが先発としての出場でした。
勝ち星は最低限挙げて8勝5敗の数字を残したんです!
少ない登板ながら頑張りましたね!
登板数の半分である8勝を挙げたことは凄いですが、防御率は4.30と金廣鉉投手らしくない投球を続けていたんです。
打線に助けられたシーズンとなったようですね。
金廣鉉投手の2013年はシーズンフルに戦い、25試合に登板することができました。
勝敗もギリギリながら2桁勝利となる10勝9敗を挙げて復活を印象つけました。
でも、防御率では相変わらずで4.47と安定感を欠いた投球をしていたんです。
完全復活が待ち遠しいですね!
金廣鉉投手の2014年は、3年ぶりとなる完投を挙げて28試合に登板できました。
完投ができたという事は肩にも不安はないと考えられますね!
金廣鉉投手のこの年は前年よりも安定した投球で、13勝9敗、防御率3.42を記録しました。
奪三振数も145個まで奪えるまでに調子を戻しているので完全復活と言って良いのではないでしょうか?
金廣鉉投手の2015年も同様の活躍で30試合に登板して14勝6敗、防御率3.72をマークしました。
奪三振数は自己最多となる160奪三振を奪っており、エースに返り咲いたと言える年となりましたね!
金廣鉉投手の2016年は11勝8敗で通算100勝を達成しています。
防御率3.88で116奪三振となりましたが、チームとは4年契約を結んで残留することが決まりました。
ファンにとっては嬉しいニュースですね!
しかし、2017年はWBC韓国代表にも選ばれていましたが、肘の手術を行ったので長期離脱が余儀なくされてしまいました。
その為、WBCには出場できなかったらだけでなく、シーズンも1年間出場することが出来なかったんです。
大きな手術だったようですね。
金廣鉉投手の2018年は2度目の完全復活が期待されますが、手術明けということもあるので無理は出来ないと思います。
入団当初のような活躍は期待できないかもしれませんが、もう一度マウンドで輝く姿が見たいですね!
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金廣鉉(キム・グァンヒョン)の経歴や特徴は?
金廣鉉投手が野球を始めたのは小学校3年生の時でした。
父親が野球好きであったのが影響して金廣鉉投手も野球に興味を持ったのがきっかけだったようです!
小学校と中学校時代は特に目立った選手ではなく、あまり注目される事はなかったのですが、高校に入ると速球派左腕として頭角を現し始めたんです!
遅咲きだったんですね!
2005年のアジア青少年大会に出場すると、台湾戦で見事に勝ち投手になり、日本の高校選抜相手にも5回をパーフェクト投球する活躍を見せていたんです!
当時の日本の高校選抜には高校通算70本塁打を放った中日の平田良介選手などがいたので、それをパーフェクト投球するなんて日本でも活躍できるだけの力を秘めていたんですね!
しかも、金廣鉉投手はまだこの時2年生だったので、2年生エースとして活躍していたんです!
3年生を差し置いて2年生でエースになるなんて、凄いですね!
この大会では、打線が打てなかったこともあり、勝敗は2勝2敗となっていますが、防御率は1.04を記録する活躍を見せているんです!
高校2年生の国際大会で防御率1点代なんて大学生レベルですね!
この時には日本でも注目される投手となっており、同時に警戒される投手でもあったんです!
金廣鉉投手の2006年はAAA世界野球選手権大会に出場しており、準々決勝では台湾と当たり、見事に完封勝利をしているんです!
2度目の台湾戦でも好投ですね!
その後、準決勝でカナダ、決勝戦ではアメリカとあたりましたが、そのいずれでも中継ぎとして登板しているんです!
この大会では4勝0敗、防御率0.87を記録しており、前年のアジア大会よりも成績を上げたんです!
2年続けて大活躍ですね!
この大会でも活躍を見せたことで、その年のドラフト会議で地域優先ドラフトとなる1次ドラフトでSKワイバーンズに1位指名を受けたんです!
当然の評価ですね!
その後SKワイバーンズで10年間活躍するとFA権を取得しました。
2016年に取得したのですが、その権利をその年のオフに行使したんです!
日本やアメリカへの移籍を考えているのかと思いましたが、結果、SKワイバーンズと4年契約を結んで残留となったんです!
日本に来て欲しかったですね。
4年契約の1年目は手術により登板できませんでしたが、2018年以降は復活に期待がかかりますね!
そんな金廣鉉投手ですが、彼がどんな特徴のある投手なのか知っていますか?
最速155km /hを投げる速球派の投手ですが、縦に鋭く落ちる高速スライダーを武器とする投手なんです!
速い球に鋭く落ちる球はかなり有効なので、それが活躍できる要因なんですね!
でも、金廣鉉投手には欠点があり、その欠点をついていけば打ち崩す事も容易に出来てしまうんです。
その欠点とは、投球フォームにあります。
足を高く上げて腕を大きく降るフォームなので、モーションが長いのでクイックが苦手となっているんです!
その為、盗塁されやすいんです。
ならば、類に走者を出さなければ崩されないハズ!と思いましたが、制球もあまり良い方ではないので四球率が高いんです!
なので、四球で出した走者にかき回されて金廣鉉投手が自分の投球ができなくなって試合を壊してしまうということがあるようなんです。
球威のあるストレートと的を絞りにくい高速スライダーを持ち合わせていながら自滅傾向にあるので、非常に勿体ないです。
2008年の時のような活躍をするには制球力を磨くことが先決かもしれないですね!
金廣鉉(キム・グァンヒョン)の獲得タイトルは?
金廣鉉投手は、プロ入り1年目から1軍で登板を果たすと、2年目には16勝で最多勝利のタイトルを初めて獲得しました!
最多勝利は先発投手が欲しがる賞の一つなので、それが2年目で獲得できたのあれば、テンションも凄く上がったともいます!
この年は150奪三振で最多奪三振のタイトルも獲得しており、投手2冠を手にしているんです!
勝利は打者との兼ね合いがあるので個人だけの成績ではありませんが、奪三振は個人で奪う記録です。
150という数字はあまり多くはありませんが、タイトルを取れたということは評価に値すると思います!
どんな数字であれ1位は1位なので立派ですね!
この2008年はチームも優勝しており、MVPも最終的に獲得できたんです!
MVPは最も活躍した選手に与えられる賞であり、優勝したチームからしか選ばれることが少ないのでチーム成績も大きく影響して来ます。
チームが勝ってこその賞なので、どんな賞よりもMVPが一番嬉しかったと思いますね!
日本では、バレンティン選手が2013年に最優秀選手を獲得していますが、この年はスワローズは優勝していません。
なので、必ずしも優勝チームから選ばれるというわけではないですが、基本的に優勝したチームに大活躍した選手がいるので、その選手が獲得するのが一般的ですね!
金廣鉉投手が最多勝利を獲得した翌年である2009年はエースとして2年連続で最多勝利も期待されていました。
しかし、この年は怪我もあり21試合にしか登板できませんでした。
勝ち数が12勝に留まってしまったので、最多勝利の獲得は出来ませんでしたが、この年は防御率2.80で最優秀防御率を獲得したんです!
前年よりは防御率も落としてしまいましたが、この年は他の選手もあまり良くなかったんですね!
金廣鉉投手の2010年は怪我から完全復活を果たして17勝を挙げました!
この年はタイトルは最多勝利のみとなりましたが、自己最高の17勝を挙げたこと、そして投球回数193回でリーグ最高となった事はすごいと思いますね!
これらは攻撃的なタイトルとなりますが、守備のタイトルも獲得しているんです!
守備のタイトルと言えばゴールデングラブ賞ですよね!
ゴールデングラブ賞は最多勝利と最多奪三振を獲得した2008年なんです!
金廣鉉投手の2008年は本当に飛躍の年となっているんですね!
2011年からはタイトルから遠ざかっていますが、これまで数多く代表戦に出場しています!
金廣鉉投手が初めて出場した代表戦は第22回AAA世界野球選手権大会でした。
これはまだアマチュア時代に出場した試合となりますが、次の北京オリンピックではSKワイバーンズで活躍し出してからでした!
20歳で2度の国際大会に出場しているんですね!
この翌年もWBCに選ばれており、2年連続で代表戦に出場となりましたね!
金廣鉉投手はその後、2015年に第1回WBSCプレミア12にも選ばれて出場しています。
この大会はあまり注目されることはありませんでしたが、第1回の貴重な戦力として活躍したんですね!
2016年にもWBCの代表に選ばれていますが、この時は肘の手術したので代表を断ることになりました。
残念でしたが、怪我を完治させることが優先なので仕方がないですね!
2017年はリハビリに費やした事もあるので、しばらくは代表に選ばれることはないと思いますが、また代表に選ばれるくらいの活躍を見せて欲しいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後に金廣鉉投手について簡単にまとめると
②小学校3年生から野球を初めて、頭角を現したのは高校に入ってからである。
最速155km /hの直球と鋭く落ちる高速スライダーで凡打を築ける投球術が特徴だが、制球が悪いので自滅することも多い。
③これまで獲得したタイトルは最多勝利2回と最多奪三振1回とMVP1回となっている。
その大半は2008年に獲得したものである。
過去に出場した国際大会も、4回と、国際大会が経験豊富な投手である。
左のエースとして活躍してきた金廣鉉投手ですが、2017年は手術の影響で1試合も登板を果たす事が出来ませんでした。
金廣鉉投手が復帰しても最速155km /hはもう投げられないかもしれませんが、その分制球力が磨かれればまた違ったタイプの投手として生まれ変わる事が出来ると思います。
でも、速球派左腕と言うのはあまり多くなく、すごく魅力のある投手となるので出来る事ならこれからも速球派で行ってもらいたいところであります。
金廣鉉投手の2014年にはメジャー移籍の意思を表明してポスティングによりパドレスと交渉していましたが、期限内に契約がまとまらなかったとしてメジャー移籍は流れてしまいました。
この結果は残念なようにも思えてきますが、今を考えると、メジャーに行っていなかった方が怪我をしても無理なくリハビリが出来たのでよかったのではないでしょうか?
2018年はどこまで調子を戻せるかわかりませんが、焦らず頑張ってもらいたいですね!
[quads id=4]