エドウィン・エンカーナシオンの成績が気になる!守備率と特徴や年俸も

クリーブランド・インディアンスで背番号10番を付けた長距離砲と言えば?
『エドウィン・エンカーナシオン』選手ですよね!

エンカーナシオンなんて長い名前、正直言いにくいですよね?
そんなあなたの為に、エンカーナシオン選手の愛称を教えます!
その愛称とは、「E5(イーファイブ)」なんです!
文字は少なくなって呼びやすいですが、どうしてこんな変な愛称なのか気になりますよね?

この愛称は、正直あまり良い意味の言葉ではないんです。
Eと言うのは、エラーの事とエンカーナシオンの名前から取ったものです。
そして、5と言うのは三塁手の番号から取ったものです。

つまり、エンカーナシオン選手が三塁を守るとエラーが多いと言う意味なんです。
あまり知りたくなかったですよね。

そんなエンカーナシオン選手の打撃成績は気になりますよね?
近年、本塁打ランキングでも上位に入る活躍を見せているエンカーナシオン選手のこれまでの成績について迫っていきましょう!

また、失策が多かったと言う守備、そして特徴や年俸についても調べてみました!
早速迫っていきましょう!

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エドウィン・エンカーナシオンのプロフィール

エドウィン・エンカーナシオン
出典:https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/
名前:エドウィン・エンカーナシオン
出身地:ドミニカ共和国 ラ・ロマーナ
生年月日:1983年1月7日
身長:188cm
体重:104kg
プロ入り:2000年 ドラフト9位
デビュー:2005年6月24日

エンカーナシオン選手の出身国はドミニカ共和国となっています。
ドミニカ出身であるならば、メジャーではアマチュアフリーエージェントでのプロ入りとなるはずなのですが、どうしてドラフトに掛かっているのでしょうか?

それは、幼少期の頃に両親と共にプエルトリコに移住したからなんです!
野球のために移住したのかはわかりませんが、プエルトリコで高校も卒業したので、メジャーの球団からドラフト指名をする事が出来たんですね!

現在、両親たちはドミニカ共和国に戻っていることから、仕事でプエルトリコに移住したのか、それとも野球のために移住したということになると思います。

でも、もしもドミニカにそのまま住んでいたらエンカーナシオン選手のプロ入りはもしかするとなかったかもしれません。
ドミニカには有望選手がいっぱいいるので、もしかすると埋もれていた可能性も否定は出来ないですね!

エドウィン・エンカーナシオンの成績は?

エンカーナシオン選手は現在35歳とベテランの域に達しました。
メジャーでも13年を過ごしており、スター選手として花を咲かせた選手の一人です!

そんな選手の打撃成績は1年目から凄いものだったのでしょうか?
実はそうでもなかったんです。

プロ入り当初はシンシナティ・レッズでプレーしていたのですが、レッズで2005年にメジャー初出場を果たしましたが、69試合で9本塁打、打率.232に終わってしまったんです。
1年目から大活躍できる選手はほとんどいません。
なので、心配することでもないですね!

2年目は準レギュラーとして117試合に出場を果たして112安打、15本塁打、72打点、打率.272を記録しました。
エンカーナシオン選手は着実に成長していますが、この中で最も注目すべきは打点ですね。
まだ若手ながら勝負強さを持った選手として頭角を現し始めましたね!

3年目は139試合に出場しましたが、16本塁打、76打点でこの2つの成績は試合数を考えれば前年よりも衰えたと言えます。
しかし、145安打、打率.289は前年よりも向上させており、巧打者としての素質も少しずつ見せ始めたエンカーナシオン選手。

4年目の2008年は自己最多の146試合に出場できました。
127安打で打率.251はかなり悪くなってしまいましたが、本塁打数は26本塁打と少しずつではありますが、成績を伸ばしました。
打点は68打点しかなかったので、打点に関しては評価出来ませんが、毎年何か1つは成長を見せているので、面白い選手であると思いますね!

5年目の2009年はシーズン途中でエンカーナシオン選手はトレードに出されてしまいました。
この年は両球団合わせても85試合にしか出場出来ておらず、本塁打も13本に留まってしまいました。
試合数が少ないので、その他の成績でも66安打、39打点、打率.225とひどい成績となってしまいました。
環境が変わったので、期待するのはこれからですね!

6年目はブルージェイズのレギュラーは獲得できず、96試合の出場に終わってしまいました。
81安打で打率.244、51打点という数字は決して良いとは言えませんが、100試合未満の出場で21本塁打を放って見せたんです!
フルに出ていれば35本くらいは打てていそうですね!

そうなってくると期待されるのはこの翌年の2011年です!
7年目を迎える2011年はレギュラーを獲得して134試合に出場しました。
131安打、打率.272は最低限の仕事は出来たと言えるかもしれませんが、17本塁打、55打点は期待に全く応えられなかったと言えるのではないでしょうか?

でも、翌年2012年は遂に覚醒を果たしたエンカーナシオン選手!
これまで幾度となく覚醒が期待されていましたが、その都度プレッシャーに負けて覚醒することができていませんでしたが、2012年は151試合で152安打、42本塁打、110打点、打率.280を記録したんです!
打点は昨年の倍、本塁打は倍以上の数字を残しましたね!

2013年も安定感は抜群で、142試合で36本塁打を放ちました。
打点も2年連続の100打点となる104打点を記録しており、やっと期待の活躍を見せる事が出来るようになったと言えますね!

翌年2014年は128試合と出場数を減らしてしまいましたが、本塁打は34本を記録しました。
打点は98打点と惜しくも100打点は達成できませんでしたが、出場数が減ってしまったことを考えれば、納得できる数字ではあったと思います。

2015年、2016年はそれぞれ146試合と160試合に出場しました。
2015年は39本塁打で惜しくも40本塁打はなりませんでしたが、2016年にはエンカーナシオン選手にとって自己最多タイの42本塁打を放ちました。
2016年は127打点で打点王も獲得しており、安定感のある長打でチームの勝利に貢献していきましたね!

2017年はチームをインディアンスに移してプレーとなったエンカーナシオン選手。
インディアンス1年目となるこの年も157試合に出場して38本塁打を放ちました。
3年連続100打点となる107打点を記録しましたが、打率は.258と低迷してしまいました。

ここまで13年間メジャーでプレーしていますが、打率3割を記録したことは1度もありません。
現在6年連続30本塁打を記録しているので打率はあまり求められていないと思いますが、こらから年齢と共に筋力は衰えてくると思うので、選球眼とバットコントロールを磨いてもらいたいですね!

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エドウィン・エンカーナシオンの守備率は?

エンカーナシオン選手は現在、一塁手や指名打者として出場する事が多いです。
一塁手は基本的にあまり守備が上手くなく、打撃は良い成績を残していると言う選手に与えられるポジションです。

でも、エンカーナシオン選手は入団からずっと一塁を守っているわけではないんです!
2005年、メジャーデビュー当初は三塁を守っていたんです!
同じようなポジションですが、三塁は送球が正確でないと務まりません。
意外と難しいポジションですね!

その三塁守備では56試合に出場して、失策数は10個を記録してしまったんです。
守備率も.944とかなり低い数字となっています。
三遊間は守備が上手くないとチームに迷惑をかけてしまうので、精神的にも強くないと出来ないポジションでもありますね。

2年目も三塁手として111試合に出場しましたが、失策は前年を大きく上回り25個となってしまいました。
守備率でも.916と酷い成績となりましたが、この時はまだ打撃で成長を見せていたので大目に見てもらえていたかもしれないですね!

3年目は更に守備機会を増やして137試合に出場しました。
気になる失策数は16個となっており、前年と比較すると大きく失策を減らす事ができました。
エンカーナシオン選手、成長を見せましたね!

この年の守備率は.953となり、一般的で考えるとまだ良い数字とは言えませんが、9割前半の守備となっていたエンカーナシオン選手で考えると、かなり向上したと言えますね!

4年目も開幕から三塁を任されており、不動の三塁手となるように育てられていたのかもしれないですね!
でも、期待には簡単に応えられません。
この年の失策数は23個となっており、また20失策超えを記録してしまったんです。

守備率も.930と再び落としてしまい、守備難をまた露呈してしまいました。
練習しても中々上達出来ないのは、エンカーナシオン選手が守備の才能がないからではありません。
三塁というのはそれだけ難しいということなんです!

2009年はシーズン途中でトレードに出されていますが、どちらの球団でも任された守備は三塁でした。
移籍先であるブルージェイズでも三塁手として出場していますが、42試合で7失策となっています。

この年は2球団で85試合で11失策となりました。
守備率も.947となっており、前年よりは良かったですが、相変わらず安定感のない守備ですね。

翌年はブルージェイズで本塁打を量産する活躍を見せましたが、守備では良いところなしだったんです。
95試合で18失策を記録したこの年の守備率は.932と成長を見せる事ができませんでした。
球場が変わってもこの数字なら、正直もう三塁は務まらないかもしれないですね。

移籍2年目となる2011年はエンカーナシオン選手にとって転機となりました。
この年は三塁で36試合に出場して、一塁で25試合に出場したんです!
この年は打撃が開花したので指名打者としても出場が多かったようですね!

2012年からは主なポジションを一塁に移すと68試合に出場しました。
気になる失策数は3個となったんです!
三塁の時と比べると天と地の差くらい差が付いていますね!

翌年からも一塁手として出場して2014年に自身最多の80試合に出場しました。
この年は8失策を記録してしまいましたが、2015年以降は3失策以下となっているんです。
守備率も.994から.997とかなり高い数字を残しています。

出場数は100試合を越える事がないのでゴールドグラブ賞の獲得はないと思いますが、一塁手としては安定感のある守備を披露しているので、このまま一塁手として出場していってもらいたいですね!

エドウィン・エンカーナシオンの特徴や年俸は?

エンカーナシオン選手は、力強い打球を打つ事で知られていますが、打球の51%がレフト方向へ飛んでいるんです!
半分がレフト方向なんて、典型的なプルヒッターですね!

こうまでもレフト方向に打球が集中してしまうと相手の守備陣もレフト方向に飛ぶ事が予測できるので、守備位置をずらす事が出来ます。

日本でも、◯◯シフトなんて呼ばれている守備態勢があります。
これは、その選手は一定の方向に打つ事が多いので、その方向に守備陣を集中して構えておくと言うものですが、昔は内野5人体制という事もありました。

でもこれって穴だらけで、別の方向に打たれてしまうと一気にランニングホームランにされてもおかしくないんです。
◯◯シフトと言うのは一種の賭けですね!

ただ、エンカーナシオン選手もそうですが、同じ方向ばかりに打ってしまうのはわざとやっているわけではありません。
バットの振り方や持ち方などで打球の方向は変わってきます。
なので、レフト方向に5割も飛ばしていると言うことは、バッティングフォームは安定していると言えるんですね!

とは言え、守備位置を変えられても逆方向に打てないと言うことは、バットコントロールはあまり良くないのかもしれないですね。

こう言ったことから、エンカーナシオン選手の特徴は、典型的なプルヒッターであると言えます。
プルヒッターの方がスタンドインはし易いので悪いことではありませんが、打球が読めてしまうと言う点は欠点かもしれないですね!

そんな欠点を持つエンカーナシオン選手ですが、2016年のオフに3年契約を結びました。
球団はインディアンスで、契約年数は4年となっています。
年数は短めですね。

4年契約でも、4年目は球団に選択権があるので、もしエンカーナシオン選手が3年間で球団の求める期待に応えられなかったら4年目の契約はないかもしれません。
3年は長いようで短いので、あっという間ですね。

この契約では、総額70億円と言われています。
4年目の契約はまた別のものとなるので、3年70億ということになるんです!
破格の金額ですね!

1年に換算すると、約23億5000万円となるんです!
メジャーでは1年20億を超えていればスター選手と呼べます
なので、エンカーナシオン選手も既にスターであると言えますね!

現在35歳となっているので、恐らく現役生活はあと数年程です。
現在の3年契約が終わってしまうと複数年契約を結ぶのは難しいかもしれません。

しかし、メジャーリーグは実力社会なので、結果を残していれば複数年契約も不可能ではありません。
40歳を超えても現役でプレーできるように、残り2年もないインディアンスとの契約を大事にして欲しいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にエンカーナシオン選手について簡単にまとめると

①2011年までは思うように結果が出せなかったが、2012年からは飛躍的な活躍で本塁打を量産するようになった。
まだ打率3割を記録した事がないので、次は3割を30本100打点を目指したい。
②デビュー当初から三塁守備を任されていたが、失策数が毎年2桁を記録しており、何年たってもあまり向上出来なかったが、一塁手となってからは大幅に失策数が減った。
③最大の特徴は典型的なプルヒッターであり、本塁打が出やすいと言うメリットはあるが、守備シフトを変更されるとアウトにされやすいデメリットもある。
年俸は3年70億5000万円で2017年から契約を結んでいる。

エンカーナシオン選手は、長打が売りとなっていて、シーズンでも6年連続30本塁打以上を打っています。

高い長打力を誰もが認めていると思いますが、実はまだ本塁打王のタイトルを獲得した事はありません。

本塁打王を獲得してこそ真のホームランバッターと言う人もいますが、たとえ本塁打王を獲得出来ても翌年に本塁打を激減させてしまっては意味がありません。

なので、安定して30本塁打以上を打てているエンカーナシオン選手のような選手こそが、本当のホームランバッターであると言えるのではないでしょうか!

3年契約を結んだこともあり、年齢的にもこれから大型契約を結ぶ事は出来ません。
あと数年に迫った現役生活を悔いのないように頑張ってもらいたいですね!

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