J.A.ハップの気になるシーズン成績と通算成績は?年俸や特徴と球種も

トロント・ブルージェイズの左のエースと言えば?
『J.A.ハップ』投手ですよね!

J.A.ハップ投手は現在ブルージェイズで落ち着いていますが、これまで幾度となくトレードに出された事で背番号も頻繁に変わっています。

今までつけた背番号はメジャーリーグだけで6種類となっています。
ブルージェイズは2度目の在籍となっていますが、1回目の時と背番号は48番から32番へと変更されているので、ここでも同じ番号は付けていません。

背番号というのは選手個人でも愛着があり、ファンからしてもイメージというのがあります。
あまり背番号をコロコロ変えるのは良くない事ですが、それぞれ事情があると思うのです仕方がないのかもしれないですね。

そんなハップ投手ですが、左のエースと言われるまでになった投手としての成績って気になりませんか?
最近の活躍は知っていても昔の活躍までは知らない!
そんなあなたの為に調べてみました!

また、通算成績や年俸、特徴や球種についても調べてみましたので一緒にJ.A.ハップ投手について詳しく迫って行きましょう!

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J.A.ハップのプロフィール

J.A.ハップ
出典:https://www.newsday.com/
名前:J.A.ハップ
出身地:アメリカ合衆国 イリノイ州
生年月日:1982年8号10月19日
身長:198cm
体重:90kg
プロ入り:2004年 ドラフト3位
デビュー:2007年6月30日

J.A.ハップ投手の登録名は「J.A.ハップ」となっていますが、J.Aとはなんの略なのでしょうか?

J.A.ハップ投手の正式名称は、ジェームズ・アンソニー・ハップとなっているんです!
他の投手はジェームズ・ハップのように名前を短縮して登録するのが一般的なのですが、J.A.ハップ投手は別の略し方をしたんですね!

日本では略すと言うより正直なんでもありと言う状態になっています。
昔ではパンチ佐藤氏やマック鈴木氏、外国人ではオリックスなどで活躍したジェレミー・パウエル投手がJPと言うのがありました。

野球界を盛り上げて楽しませてくれると言う点ではこの様な変わった登録名も面白いのかもしれませんね!

メジャーでも日本のような面白い登録名を付ける選手が出てくれば、もっと盛り上がるかもしれませんね!

J.A.ハップのシーズン成績は?

J.A.ハップ投手は、現在35歳を迎えたベテラン投手となっています。
メジャーでは、コローン投手の様に40歳を過ぎても大活躍できる投手がいるので40歳だから引退!なんて事はもう古い考えなのかもしれません。

引退を考える様になるのは自分の体が思うように動かなくなってきた時や、結果が全くついて来なくなってきた時だと思います。
35歳になったJ.A.ハップ投手は現在活躍できているのでしょうか?
シーズン成績を見ていきたいと思います!

1年目の2007年は1試合の登板で1敗、防御率11.25となってしまいました。
この年は全くと言って良いほどにメジャーで良いところを発揮できずに終わってしまいました。
J.A.ハップ投手は1回しかチャンスがもらえなければ仕方がないと言えますね。

J.A.ハップ投手の2年目は先発で4試合、中継ぎで4試合の計8試合に登板しました。
1勝0敗1ホールド、防御率3.69となりましたが、まだ結果を残せたと言える数字ではありませんね。

J.A.ハップ投手の3年目は登板数を35試合に伸ばしました!
この内先発したのは23試合となっており、12勝4敗をマークしたんです!
防御率でも2.93となっており、シーズン後半戦はなくてはならない先発投手となったのではないでしょうか!

でも、翌年2010年は3試合で1勝0敗、防御率1.76を記録してトレードに出されてしまったんです!
J.A.ハップ投手は期待の若手としてトレード要員にされてしまったんですね。

この年移籍先のアストロズでは13試合に登板して5勝4敗、防御率3.75となったんです。
J.A.ハップ投手は移籍した事で少し成績を落としてしまった様ですね。

巻き返しを図りたかった2011年は、28試合と、シーズンほとんどをメジャーで過ごしました。
しかし、勝敗は6勝15敗となっており、防御率も5.35と結果を残す事は出来なかったんです。
この時アストロズは他に期待の投手がいなかったのかもしれないですね。

J.A.ハップ投手の2012年は18試合で7勝9敗、防御率4.83という成績で、シーズン途中でまたトレード移籍となってしまいました。
2009年の活躍が嘘の様ですね。

2012年はブルージェイズに移籍して、先発と中継ぎで合計10試合に登板しました。
結果は、3勝2敗1ホールド、防御率4.69となっていました。
ブルージェイズでも最初から結果を残す事は出来ませんでしたね。
でも、2012年は2球団の合計で10勝11敗となっており、防御率は4.79とあまり良くはないですが、3年ぶりに2桁勝利を達成できたので、復活の足掛かりにはなるのではないでしょうか!

翌年2013年には完全復活を遂げたかったですが、残念ながら18試合で5勝7敗、防御率4.56となってしまいました。
J.A.ハップ投手は期待の若手と言われながら思うように結果が残せないですね。

2014年は30試合に登板して11勝11敗、防御率4.22となりました。
J.A.ハップ投手は2桁勝利を挙げましたが、安定感はなかった年となりましたね。

2015年はまたトレードの年となりました。
移籍前のマリナーズでは21試合に登板して4勝6敗、防御率4.64でしたが移籍後であるパイレーツでは、11試合に登板して7勝2敗、防御率1.85を記録しました!
遂に復活ですね!

2016年は活躍の場をまたブルージェイズに移すと、32試合に登板して20勝4敗、防御率3.18を記録しました!
J.A.ハップ投手はようやくエースとして花開いた瞬間ですね!

しかし、その大活躍は長くは続きませんでした。
翌年2017年は25試合に登板して防御率は3.53となりましたが、勝敗は10勝11敗となったんです。
打線の援護がなかった試合もあると思いますが、大量失点してしまう試合もあったのだと思います。

2016年にエース級の活躍をしただけあって、もっと大活躍している投手なのかと思いましたが、実は本領発揮を出来たのは2015年からなんですね。

J.A.ハップ投手の2018年は防御率はあまり良い方ではありませんが、勝ち星は順調に挙げて言っています。
後半戦の活躍次第とはなってきますが、最多勝利が狙える位置にいるだけに、後半戦は勝つことに集中して頑張ってもらいたいところであります。

でも、勝ちたいから勝つ!という事はスポーツでは出来ません。
そんな事が出来てしまうと八百長となってしまうので、そんな事があってしまうとまた野球界が騒がれてしまいます。

騒がれるなら、良い意味で騒がれようにJ.A.ハップ投手を始め、多くの投手達に頑張ってもらいたいですね!

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J.A.ハップの通算成績と年俸は?

J.A.ハップ投手はメジャーで11年プレーしていますが、この11年間で積み重ねてきた勝利数は92勝となっています。
まだ100勝をしていないことは意外に思えますね!

敗戦数は76敗となっており、勝率は.548となっています。
あまり高い勝率ではないので、勝ち数の割合から敗戦数もそれなりに多かったということになります。
メジャーのエース級の投手は敗戦数もそんなに多くない事から、3番手4番手投手として活躍していた事がわかりますね!

また253試合の登板の中で先発した試合は228試合となっています。
この試合数で投げたイニングは1353イニングとなっています。
J.A.ハップ投手は、この11年間全てでフルシーズン戦ったわけではありません。
なので、投球回数的には少ないと言えますね。

中継ぎの登板数は25試合となっていました。
これは11年間の間に少しずつ登板したもとなので、1年間中継ぎとして登板した事はありません。
中継ぎで記録したホールド数は、通算で2ホールドとなっています。
少ないですね!

J.A.ハップ投手は入団当初から先発投手として登板してきたので、中継ぎ登板したとしても僅差の場面で登板するという事がありませんでした。
調整登板のような感じだったと思うので、ホールド数が伸びなくても仕方がないですね。
そもそも本人が中継ぎでホールドを稼ぐことを望んでいなかったと思うので、これで良いのだと思います。

ホールドと同じようにセーブもありますが、J.A.ハップ投手はセーブを記録した事は1度もありません。
先発投手としてスランプに陥った場合、日本では抑えをやらせることもあります。

前例を言うならば、巨人の高橋尚成投手や上原浩治投手、山口俊投手にロッテの涌井秀章投手など抑えの後にも先発などで活躍した投手達ですね!

抑えを経験させる事で新たな発見があるのだと思いますが、J.A.ハップ投手は先発投手としてスランプに陥っていましたが、抑えをやった事はないんです。
その当時の監督やコーチの考えやメジャーでの育成法の違いもあると思うので、やってなくてもおかしくはないですね!

また、投手として一番大事なのはなんだと思いますか?
もちろん勝ち数は大事なこととなってきますが、勝ち数は本人だけで出来る事ではありません。
でも、個人で頑張る事が出来る成績と言えば・・・そうです!防御率ですね!

防御率は自責点で変わってくるので、味方が失策したとしても防御率が悪くなる事はありません。
なので、個人で頑張れば数字は変わってくるんです!
その通算防御率は、3.93となっています!
スランプ時期が長かった事であまり良い防御率ではないと言えますが、復活を遂げた2015年の後半からの防御率は、3.10となっているんです!
全然違いますね!

2015年から活躍するようになったJ.A.ハップ投手ですが、現在の年俸はどれくらいあるのでしょうか?

11年間のメジャー生活となれば、高年俸も期待できますが、J.A.ハップ投手の場合はスランプ時期が長かった事もあります。
その事を踏まえるとあなたの年俸予想はいくらになりますか?

では、答えを言います!
2018年の年俸は15億円6000万円となっているんです!
この金額が多いと感じるかは人それぞれだと思いますが、スランプ時期であった2014年の年俸は6億2000万円となってあるので、メジャーとしてはそんなに高くありません。

年俸が高額となったのは、活躍しだした2015年のオフからです。
苦しんでいた時期はそれ相応の金額となっていたんですね。

もう年齢が35歳とベテラン投手となるのでこれからもっと年俸が高額になる事は考えづらいと思います。
でも、頑張り次第では実力社会のメジャーではまだ可能性はあると思うので、大器晩成型としてこれからも活躍を見せて欲しいですね!

J.A.ハップの特徴と球種は?

メジャーのエース投手は豪快な投球で三振の山を築いていくプレーを期待されがちですが、みんなが三振を奪う投手な訳ではありません。
三振が奪えるから良い投手と言うわけでもないので、三振が活躍のバロメーターとなっているわけではありませんが、ファンは三振の山を築く姿を見せると大盛り上がりとなってきます。
でも、J.A.ハップ投手にはそれはないんです!

投手一人ひとりに特徴があり、三振を奪う事にプライドを持っている投手と、三振には全く興味がなく、打たせてとる2つのタイプがいます。
J.A.ハップ投手はどちらのタイプなのでしょうか?

それは、もちろん打たせてとるタイプの投手です!
打たせてとるタイプの投手と言うのは守備陣を信頼しているからこそだと思いますが、守備陣が失策ばかりしていたら安心して任せられないと思うので、信頼関係も築けるので良いですね!

また、J.A.ハップ投手はフライを打出せるのが上手なんです!
打たせてとるタイプと言っても、ゴロを打たせるのではないんですね!

奪三振を狙いに言ってしまうとどうしても力が入ってしまい全力投球になりがちです。
その為、肘や肩を故障するリスクが高くなり、野球生命に関わる大怪我をしてしまう選手も少なくないんです。

J.A.ハップ投手にはまだ現役を続けてもらいたいので、無理のない投球ができる今のスタイルはとても良いと思います。
結論を言うと、J.A.ハップ投手の特徴は、打たせてとる投球スタイルだが、フライを打たせるのが上手いことから守備の乱れによる無駄な失点がない投手である!と言えますね!

でも、どんな球種でフライを打たせるのでしょうか?
その球種についても見ていきましょう!

今現在投げている球種はフォーシーム、ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップとなっています。
そんなに極端に多いわけではなく、標準と言える球種の数となっていますね!

でも、昔はこれらの球種に加えてカットボールも投げていたんです!
なぜカットボールを封印してしまったのかはわかりせんが、カットボールを投げなくなってから奪三振数が増えるようになったんです!
カットボールが関係しているかはわかりませんが、複雑な気持ちですね!

また、元々ストレートも最速144km /h程でした。
完全なる技巧派投手だったのですが、最近では最速95mile、つまり152km /hを計測するようになっているんです!
プロに入ってから飛躍的に球速も伸びたんですね!

球速が上がれば配球も大きく変わってくると思います。
しかし、J.A.ハップ投手の場合は球速が上がったからと言って投球スタイルや配球を変えることはなかったんです!
こだわりが強いのかもしれないですね!

元々技巧派の投手だけあって変化球の使い方がうまく、そんなに多くない球種でも打者を翻弄して抑える事ができます!

今から球種を増やしていくと言うことはないと思いますが、これからの投球にはまた注目が集まると思います。

若い時と同じ投球をしていては結果は同じようにはついてこないと思うので、これからどう変化させていくのか見ものですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にJ.A.ハップ投手について簡単にまとめると

①2009年に結果を残したが、その後はスランプが続いた。
2012年頃から2桁勝利を挙げると2015年からは完全復活を遂げる活躍を見せている。
②スランプ時期があったので通算勝利数は92勝となっており、敗戦数は76敗とやや多めとなっている。
年俸は15億6000万円とそれなりの高年俸となっている。
③三振を取るのは得意ではないが、フライを打たせるのが得意な投手である。
球種は現在5種類を投げ焼けているが、カットボールを投げなくなってから結果が出るようになった。

メジャーのエース投手というのはメジャーデビューしてすぐに結果を出して、その後もエースとして活躍し続ける投手が多いですが、J.A.ハップ投手は1度3年目に頭角を現したにも関わらず、その後は不振を極めていました。

その原因は恐らくトレードにあると思います。
環境を変える事で好成績を残す選手は多いですが、それと逆に環境が変わった事で成績が振るわなくなる選手もいるんです。

メジャーではトレードとは切っても切れない縁がありますが、一流投手となればトレード拒否権と言うのを契約に盛り込むことが出来るようになります。

今ブルージェイズで活躍を見せているので、またトレードされてしまうと成績は下降してしまう可能性があります。

年来的にも次調子を落としてしまうと復活は難しくなってくるので、ブルージェイズに骨を埋められるように頑張ってもらいたいですね!

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