ニューヨーク・メッツのいぶし銀と言えば?
『デビッド・ライト』選手ですよね!
ライト選手は今はあまりメジャーで姿を見なくなってしまいましたが、元々はメッツ一筋で主力として活躍して来た選手です。
「して来た」と過去形にするのは良くないですが、最近は怪我もあって出場していないので、過去の選手となりつつあります。
このまま終わってほしくない選手の一人ですが、ライト選手がここまでどれだけチームに貢献するバッティングを披露して来たのか気になりますよね?
その打撃成績や守備力にも注目して迫っていきたいと思います。
三塁手は失策が多くなってしまいがちですが、ライト選手の守備も気になるところ。
また、年俸や表彰記録についても調べてみました。
ライト選手は日本ではまだまだ知名度の低い選手ですが、どんな選手なのか詳しく見ていきましょう!
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デビッド・ライトのプロフィール
出典:https://www.outsports.com/
出身地:アメリカ合衆国 バージニア州
生年月日:1982年12月20日
身長:182cm
体重:93kg
プロ入り:2001年 ドラフト1位
デビュー:2004年7月21日
デビッド・ライトのポジションは三塁となっています。
ライトと言えば右翼手となりますが、過去に日本にライト選手がライトを守っていたという事があったんです!
名前はジョージ・ライトで、1988年から1993年までダイエーホークスに在籍した外野手です!
1軍の試合に出場したのは最初と最後の2年間となっており、通算183試合の出場となっています。
本塁打も20本と派手な活躍は出来ていませんが、ポジションが面白いですね!
この時球場に足を運んだ人なら聞くことが出来たと思うのですが、試合直前にあるポジションと打順のアナウンスで「◯番ライト、ライト」なんてアナウンスがあったんですね!(笑)
実際に聞いてみたかったですが、もし聞いた人がいるなら貴重な経験となりますね!
デビッド・ライトの打撃成績は?
ライト選手はここまで13年間メジャーでプレーして来ました。
ここ何年かは存在感を示す事ができていませんでしたが、元々はバリバリ活躍するメジャーリーガーだったんです!
その数字について気になると思います!
その数字について見ていくと、1年目は69試合の出場ながら14本塁打を打っているんです!
安打数も77安打を記録しており、打率は.293と3割には届きませんでしたが、十分な記録であったと言えますね!
この年は盗塁数も6となっていました。
長打の打てる選手ですが、足も速いんですね!
今後のトリプルスリー達成に期待ですね!
2年目は160試合とレギュラーを獲得しました!
レギュラーとして176安打を放ち、打率は.306となりました。
2年目にしてレギュラー獲得と打率3割達成となりましたね!
こうなってくると他の成績もに気になります!
この年の本塁打数は27本、打点は102打点、17盗塁となっていました。
トリプルスリーの達成には程遠かったですが、凄い安定した成績と言えますね!
凄いです!
3年目は154試合と少し前年より試合数が減った事で本塁打も1つ減ってしまい26本塁打となりました。
減ったと言っても1つだけなので、充分凄い数字と言えますね!
この年の他の成績では181安打、116打点、20盗塁、打率.311となっていました。
本塁打以外は全てが向上しているんですね!
4年目の2007年も安定しており、196安打、30本塁打、107打点、34盗塁、打率.325を記録しました!
遂にメジャー4年目にしてトリプルスリーを達成しましたね!
メジャーでは日本ほど騒がれる事はないと思いますが、トリプルスリーは何処の国でも凄いことです!
ライト選手は高評価に値しますね!
5年目は2008年も160試合に出場して189安打、打率.302、33本塁打を記録しました。3割30本塁打は達成しているので、あと盗塁を30個決めていれば2年連続のトリプルスリーとなりますね!
気になるこの年の盗塁数は・・・15盗塁だったんです。
30盗塁の半分にしか満たなかったですね。
他球団のマークもキツくなっていたと思うので、盗塁は致し方ないですね。
6年目の2009年は144試合に出場しました。
この年は164安打で打率.307を記録しましたが、本塁打数は10本に終わってしまっているんです。
急に減ってしまいましたね。
この年の盗塁数は27個あったので、減ったのは本塁打だけという事になります。
前年は盗塁数が減ってしまいこの年は本塁打が減ってしまいましたね。
こうなってくると次に下がるのは打率であると言えそうですね。
気になる7年目の成績は、157試合で166安打、29本塁打、103打点、19盗塁となりました。
気になる打率は.283となっていたんです。
リーグ全体から見ると悪い打率ではありませんが、ここまで5年連続で3割を記録していたので、予想通りこの年は打率が下がってしまう結果となってしまいましたね。
翌年2011年は102試合の出場に留まり、99安打14本塁打、61打点、13盗塁、打率.254となってしまいました。
年々特定の成績が下がってしまいましたが、この年は全ての成績を落としてしまいました。
最悪の結果となってしまいましたね。
2012年は156試合で178安打を放ち、打率は.306をマークしました。
本塁打は21本を記録しているので、完全復活とはいきませんでしたが、打率は高いのでまずまずと言えますね!
2013年は112試合で132安打、18本塁打、58打点、17盗塁、打率.307となりました。
元々長距離打者でしたが、中距離打者となってきましたね。
2014年は134試合で144安打を打ちましたが、打率は.269となってしまいました。
本塁打数も8本と自身ワーストとなってしまう結果となってしまいました。
盗塁も8盗塁と10年ぶりに1桁盗塁となってしまいました。
徐々に数字が悪くなって来ましたね。
2015年と2016年は怪我もあってそれぞれ38試合と37試合にしか出場していません。
本塁打数も5本と7本となっており、不本意な2年間となりました。
打率は.289と.226となっていました。
怪我が大きく影響しているのだと思いますが、ここまで成績を落としてしまうと立場が厳しくなって来ますね。
2017年はメジャー出場0に終わっていることから、既に厳しい状況であると思います。
あと数年が山場となってくると思いますが、もう一度レギュラーのライト選手が見たいですね!
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デビッド・ライトの守備力は?
ライト選手は13年間ほとんど三塁守備をやってきました。
通算で1571試合に三塁手に就いていますが、三塁は強い当たりの球が飛んでくることが多いことから捕球が難しいポジションとなっています。
その三塁手としてどれだけの数字を残して来ているのでしょうか?
1年目の2004年は69試合の守備で11失策を記録しました。
守備率は.942となっており、やはりあまり良い数字とはなりませんでした。
1年目なので仕方がないすね。
2年目は160試合で24失策となりました。
守備率は.948と低めでしたが、捕殺は336と多い数字を記録しました。
三塁手は守備機会の多いポジションでもありますが、捕球、送球が難しいポジションなので、ここまで出来ただけでも立派と言えますね。
3年目は153試合の出場で19失策で守備率は.954となっています。
これまでの2年間と比べるとかなり進歩のあった年と言えますね!
この年は失策減意外に良かったのは、併殺の数であります。
この年に記録した併殺は31となっています。
前年が23だったのでかなり増やしています。
これは内野の連携が上手くなっていると言えますね!
4年目の2007年は159試合で21失策、守備率.954となりました。
失策数は前年よりも増えましたが、守備率は2年連続で同じ数字となりました。
この年凄いのは、初となるゴールドグラブ賞を受賞しているという事なんです!
これで守備に自信が持てますね!
見事な評価を得た4年目でしたが、5年目の2008年もゴールドグラブ賞を受賞しているんです!
この年は、失策数が16個と自己最少となっており、守備率.962となっていました。
数字的にも三塁手で考えれば良い数字となっていますね!
このまま毎年獲得していきたかった所ですが、ゴールドグラブ賞を受賞するのも簡単なことではありません。
この後は受賞することが出来ていませんが、守備職人であるという事に変わりはありません。
打てて走れて守れる選手なんてカッコ良すぎますね!
2009年は142試合で記録した失策数は18個となっていました。
三塁手としては決して多い方ではなく一般的な数字であったと言えると思います。
守備率は.950となっており、数字的には前年よりは落としてしまいました。
ゴールドグラブ賞を獲得した2年間と違ったのは、捕球の数くらいでした。
年間60個くらいの捕球数が減ってしまっているのですが、捕球は球が飛んで来なければ記録できないので直接的な評価には繋がらないと思いますね。
2010年の守備率も.956と自身の中では高い数字となりました。
併殺の数も34となっており自身最高の数字を記録しているんです!
素晴らしい活躍ですね!
捕球や刺殺でも2007年と変わらない数字を残していましたが、ゴールドグラブ賞の受賞は出来ませんでした。
それ程基準が難しいという事なんですね。
そもそもゴールドグラブ賞は人の投票によって決まる賞なので、記録というよりは記憶が大事なのかもしれませんね!
2011年は101試合と試合数を減らしましたが、失策数は変わらず19個となってしまいました。
その為守備率も.929とかなり低い数字となってしまいました。
この年は難しい球が多かったのかもしれませんね。
2012年に関しては155試合で10失策となっていました。
多くの試合に出場しましたが、失策数はかなり少ない数字となりました。
守備率も自己最高となる.974となっており数字的には申し分ない成績となりました。
しかし、守備は数字では判断しきれません。
数字が良いから守備の名手であるという事には繋がらないので、簡単に凄い守備の上手な選手とは言えないですね。
その後、2014年からの3年間は守備率9割5分程の数字を残しています。
2017年はメジャーの試合出ていない他、2015年から出場数が減少しているので守備でも見せる事が出来ていません。
メジャーに昇格できればまた三塁手として活躍してくれるのだと思いますが、その勇姿を見せてくれる日はいつくるのでしょうか?
完全復活が待ち遠しいですね!
デビッド・ライトの年俸や表彰記録は?
ライト選手は2017年と2018年はマイナー契約となっています。
なので、今の年俸は恐らく数千万円あれば良い方だと思います。
でも、これまでに稼いだ年俸は凄い金額となっているんです!
その金額について見ていくと、1年目は3300万円程でしたが、4年目の2007年には1億3700万円となっているんです!
かなり年俸は上がりましたが、ここまでの活躍から見ると全然上がってないようですね。
でも、メジャーはこれからが勝負です!
トリプルスリーを達成した2007年でしたが、2008年の年俸は5億7000万円となっているんです!
一気に4億円アップをしています!
これぞメジャーリーグですね!
その翌年も8億5000万円となっているんです!活躍に見合った上がり方をしているようですね!
2010年には11億2000万円まで上がりました。
このままスター選手への街道を登って行って欲しいですね!
2011年には15億6000万円となっています。
ここまで3億から4億は毎年上がっていっています。
もう生活スタイルは大きく変わってしまったかもしれませんね!
普通の人間が一気にこんな大金を手にしてしまうとどうなるのでしょうか?
一般的には生活リズムが崩れてお金にだらしなくなってしまいがちになります。
でも、そこはプロ選手なので仕事には全く影響を見せないようにしていますね!
さすがプロですね!
ライト選手がこれまでに稼いだ最高年俸は2014年と2016年の22億円となります!
スター選手と呼べるくらいまでなっていたように思いますが、続かなければ意味がありません。
ライト選手は2015年からは怪我で出場機会を減らしており、現在はもうメジャーに姿を現さなくなってしまいました。
22億円もらっていた生活から今は一変してしまっていると思います。
しかし、これまでに稼いできた生涯年俸もすごい金額となっていると思うので、普通の人であれば使いきれない金額をもらっています。
ライト選手が今のどう言う生活をしているのかはわかりませんが、一度高水準の生活をしてしまうと中々抜け出せなくなってしまうので、またメジャーに戻って活躍出来る日が来ると良いですね!
これまで多くの年俸を稼いだライト選手ですが、それだけ活躍したと言う事なので、どんな記録や表彰をされて来たのか、気になりましよね?
打撃タイトルは獲得した事はないのですが、賞としてはゴールドグラブ賞2回、シルバースラッガー賞2回、月間MVP2回、週間MVP3回の受賞となっています!
意外にもシルバースラッガー賞は2回しか受賞出来ていないんですね!
また、記録としてはこれまでに出場したオールスター戦は計7回となっています!
メジャー13年間で7回も出場しているなんて凄い人気のあった選手なんですね!
ライト選手は野球人として成績を残していたので男性ファンも多かったと思いますが、ルックスの良さから女性ファンも多かったんです。
今でも女性ファンは多くいると思いますが、メジャーで姿を見せなくなってしまうと次第にファンも減ってしまいます。
それでもマイナーで頑張る姿はカッコ良い!と思えるのだと思いますね!
ここまで活躍して来た事で、2009年と2013年のWBCでは、アメリカ合衆国代表として出場しているんです!
代表試合と言うのは一生の内に一回でも出られれば光栄とされています。
プロに入って2回も選出されているなんて素晴らしいですね!
近年は怪我をしてしまった影響で賞を受賞する以前に試合に出られていないので、まずはメジャー復活が最優先であると思います。
またメジャーに戻って来られるかはわかりませんが、引退の前にもう一度その勇姿を見せてもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にデビッド・ライト選手について簡単にまとめると
しかし、近年は試合に出場する事すらままならなくなっており成績は下降した。
②守備は主に三塁手として出場しており、通算守備率は.955となっている。
失策は多いが、三塁手としては極端に多い訳ではなく、ゴールドグラブ賞も受賞した事がある。
③2018年はマイナー契約なのではっきりした年俸はわからないが、かなり低くなっている。
これまで打撃タイトルの獲得はないが、複数の賞や記録は持っている。
ライト選手は甘いマスクと確実性のあるバッティングで男性ファンと女性ファン両方を釘付けにしていました。
しかし、近年は怪我によって成績は下降、そして遂には2017年はメジャー出場なしに終わってしまうことになりました。
結果が残せなければファンはどんどん減っていきます。
成績が残せなくなってもしっかり応援してくれるファンは本当のファンであると言えるので、その方達は大事にしていったほうが良いと思います。
しかし、ファンが多いから良い選手!という訳でもありません。
どんなに良い成績を残していたとしてもファンへの対応が悪ければファンは減ってしまいます。
ライト選手はファンサービスが出来ている選手とまでは言えないと思いますが、乱暴な言葉を吐いたり、無視したりと言うのは無いようなので、これからまた熱い応援が得られる日が来るかもしれませんね!
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