カンザスシティ・ロイヤルズの俊足遊撃手と言えば?
『アルシデス・エスコバー』選手ですよね!
エスコバー選手の従兄弟には3人プロ野球選手がいます。
1人はもう引退しているケルビム・エスコバー投手となっており、2人目は現在横浜DeNAで活躍するエドウィン・エスコバー投手となっています。
あと1人は現在FAとなっているビセンテ・カンポス投手となっているのですが、この3人の中で1番活躍したのは引退したケルビム・エスコバー投手となっています。
通算で101勝を挙げており、6度の2桁勝利を挙げているんです!
名投手と言えそうですね!
この家系で唯一投手ではないアルシデス・エスコバー選手は遊撃手としてどれだけの活躍を見せているのか知っていますか?
打撃成績は勿論のことですが、守備力や表彰記録についても調べてみました!
野球一族のエスコバー一族に産まれたアルシデス選手の経歴や年俸についても見ていきたいと思います!
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アルシデス・エスコバーのプロフィール
出典:https://www.msn.com/
出身地:ベネズエラ バルガス州
生年月日:1986年12月16日
身長:185cm
体重:88kg
プロ入り:2003年 ドラフト外
デビュー:2008年9月3日
エスコバーと言えば、日本人ファンからすると横浜DeNAのエスコバー投手が思い浮かぶと思います。
エスコバー投手は日本ハムに入団してトレードによってDeNAに移籍となりましたが、外国人選手をトレードすると言うのは珍しい事であると思います。
以前、巨人のロメロ投手がソフトバンクへトレード移籍しましたが、基本的には外国人選手といのはトレード対象にされないことが多いです。
それでもトレードと言う選択をされたと言うことは、DeNAの首脳陣たちから厚い信頼があるのだと思います。
エスコバー投手自身も日本ハムにいるよりもDeNAの方が登板機会が増えたので良かったと言えるのではないでしょうか!
これからも外国人選手のトレードと言うのはあると思いますが、是非注目してもらいたいですね!
アルシデス・エスコバーの打撃成績は?
エスコバー選手はメジャー10年が経過しました。
この10年間で1297試合に出場していますが、そもそもエスコバー選手はどのようなタイプの選手なのでしょうか!
エスコバー選手の通算本塁打は37本となっており、通算盗塁数は166となっていました。
極端に盗塁が多いわけではありませんが、俊足の選手であると言えますね!
そんなエスコバー選手の打撃成績を1年ずつ細かく見ていきたいと思います。
1年目の2008年は9試合の出場に留まりました。
安打数は2安打のみとなっていますが、打席が4となっていたので打率は.500を記録していました。
エスコバー選手は主に守備や走塁での出場がメインだったようですね。
2年目の2009年は38試合の出場で38安打を放ちました。
初本塁打も記録しており、守備走塁からの出世をしましたね!
この年の打率は.304を記録しており、自慢の俊足も披露して4つの盗塁を決めました。
盗塁王を狙えるほどの技術はまだ無いようですが、誰もが最初から出来るわけではないので、失敗をして経験していってくれれば良いですね。
3年目の2010年はレギュラーを獲得して145試合に出場しましたが、放った安打数は119安打となっていたんです。
打率も.235とかなり低くなっており、1年間戦うだけの体力がまだなさそうであると言えますね。
この年1番良かったのは三塁打の数。
エスコバー選手が記録した三塁打は10本!
でも、逆に二塁打数が少なくなっており、二塁打の数は14本に留まっていたんです。
三塁打と二塁打の数が近いのは珍しい事と言えますね!
エスコバー選手はパワーはそんなにある方ではないようで、記録した本塁打の数は4本となっていました。
俊足が売りであるので本塁打は十分と言えますが、この年に記録した盗塁の数は10個となっていたんです。
意外に少ないですね。
この年に失敗した盗塁は4つとなっているので、成功率はあまり高い方ではありません。
正直ここまでは俊足でありながら盗塁技術はなかったと言えそうですね。
2011年は158試合の出場で139安打を放っています。
打率も.254と前年よりは高くなっており、成長を見せることができましたね!
本塁打は4本となっていましたが、盗塁数は26盗塁となっていたんです。
前年の倍以上の数字を記録したエスコバー選手。
翌年の2012年は155試合で177安打を記録しており、打率は.293をマークしたんです!
レギュラーを獲得してからは最高打率となりましたね!
この年は盗塁数も伸びており、35盗塁を記録しました。
35盗塁という数字も進歩が見えたのですが、それ以上に失敗数が大幅に減っていることが1番凄いんです。
前年の失敗数は9つでしたが、この年の失敗数は5つのみとなっていました。
盗塁の失敗数が減っていけば盗塁が増えていくだけでなく、サインも出てくると思うのでどんどん走れていきますね!
2013年は158試合に出場して142安打となりました。
2年続けて活躍とはいきませんでしたが、レギュラーでいられるだけでもマシと言えそうですね。
気になる盗塁数は22盗塁となっており、前年の活躍が嘘のように成績を落としてしまったエスコバー選手。
打率も.234と低かったのですが、この年唯一成長したのがまたまた盗塁成功率だったんです!
年々進化していきますね。
この年は22個の盗塁を決めているのですが、成功率は100%となっているんです!
盗塁数は前年よりは減らしてしまいましたが、1度も失敗する事なくシーズンを終えることが出来たんですね!
このまま100%と盗塁成功率を続けていきたかったですが、2014年は31盗塁を決めながら失敗数は6となってしまいました。
以前までのエスコバー選手で考えると悪くはないですが、前年が失敗していないだけに物足りなく感じてしまいますね。
この年のその他の成績は、162試合に出場して165安打、打率.285、3本塁打となっていました。
飛び抜けて良いわけではないですが、打率はまた少し向上を見せましたね!
ここまで2年周期で打率は高くなっています。
となると2015年はまた低打率ということになってしまいます。
その気になる2015年の成績は、148試合で157安打となりました。
安打数は試合数を超えているので評価出来ますが、打率は.257と低くなってしまったんです。
打席が多かったんですね。
この年は盗塁が17盗塁となっていました。
盗塁数は徐々に減らしてきていますが、安打数は安定してきていますね!
打席が多いので安打数も増えているだけなのだと思いますが、打席が多いという事は首脳陣からの信頼も厚くなってきたという事だと思うので、成長した証となりますね!
2016年も162試合の出場で166安打を放ちました。
この年も打席が多かったので打率は.261と伸び悩みましたが、安打数だけで見れば立派な数字と言えますね!
気になる盗塁数も前年と同じ17盗塁となりました。
リードオフマンとして最低限の盗塁は記録できたと言えますね!
2017年は162試合に出場して150安打、打率.250となりました。
安打数も打率も低いと言えますが、この年に1番目だったのは盗塁であります!
ここまで7年連続で2桁盗塁を記録していましたが、この年の盗塁数は4盗塁に終わってしまったんです。
残念な結果となってしまいましたね。
どうしてこんな結果になったのかはわかりませんが、また盗塁成功率が下がってしまったことが盗塁数減に繋がったのだと思います。
10年以上と長い年月でメジャーでプレーしていますが、通算成績はそれほど伸びていません。
それは安定感がない事が要因であると思われます。
もうベテランの域となってきたエスコバー選手なので、これからは俊足を取り戻すことよりも、バットで安定感を増す方が先決であると言えそうですね!
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アルシデス・エスコバーの守備力や表彰記録は?
エスコバー選手はこれまでに外野を守る事もありましたが、本職は遊撃手となっています。
外野手を守ったのは2010年の時のみだったので、これからも遊撃手1本でプレーして行くと思いますが、ここまでどんな数字を残してきたのか見ていきましょう!
1年目は2試合にしか出場していないので飛ばすと、2年目は37試合に遊撃手として出場しました。
失策は6つも記録してしまったので守備率は.962と低めとなってしまいましたが、実質1年目のようなものなので高い守備率を求めるのは酷と言えますね。
3年目の2010年はレギュラーを獲得したので遊撃手として138試合に出場しています。
多くの試合に出場していますが、この年記録した失策数は20個となっているんです。
少し多い失策数だったので守備率は.964と前年同様に低い数字となりましたが、遊撃手は難しいポジションなので、それを考えると20失策に抑えられたのはまだ良かったと言えるのではないでしょうか。
ちなみにこの年は外野手として合計5試合に出場しています。
外野手では失策はなく、外野3ポジションでの守備率は1.000となっているんです。
たった5試合しか出場していないのでどれだけ守備率が高くても凄い!と言うことはありませんが、遊撃手をやっているのに外野手とでも安定はしているようですね!
2011年からは遊撃手1本に絞っており、158試合に出場しました。
失策数は前年よりも減らして15個となったエスコバー選手。
守備機会を増やして失策を減らせたと言うのは、1番良かったと言えますね!
気になるこの年の守備率は.980となっていたんです。
これはゴールドグラブ賞も期待出来るのではないかと思いましたが、残念ながら賞の獲得には至りませんでした。
数字が全てではないので仕方がないですね。
2012年も155試合に出場したエスコバー選手。
そして多くの守備機会に恵まれました。
記録した失策数は19個となっており、前年よりは増やしてしまいましたが、守備率は.972となりました。
数字的には遊撃手としては良い守備率と言えそうですね!
2013年は158試合で13失策とかなり少ない数字となりました!
高い守備率を期待してしまいますが、この年記録した守備率は.979となっていたんです。
失策数は大幅に減らしていたのに守備率は思ったほど高くなかったんですね。
その分守備機会がなかったと言うことだと思うのですが、守備力が上がっているのは確かでありますね!
2014年も162試合で16失策、守備率.976となりました。
二塁手や一塁手と比較すると物足りないかもしれませんが、遊撃手で毎年.970以上の守備率を記録しているのは評価しなければいけないと思いますね!
2015年は148試合と少し試合数は減ってしまいましたが、守備機会は多かったようで、13失策で守備率.980となっていました。
この年はその他の刺殺や捕殺でも前年と変わらない数字を記録したエスコバー選手。
それが影響したのかはわかりませんが、この年は初めてゴールドグラブ賞を受賞したんです!
やっとと言う感じですね!
メジャー8年目にしてやっと手にしたゴールドグラブ賞となりますが、ここまで受賞した事がないことの方が不思議でなりません。
きっとよっぽと上手い遊撃手がいたんですね!
この後の2年間も守備率は.979と.978となっていたので悪くはなかったのですが、ゴールドグラブ賞は受賞出来ていません。
一度だけの受賞となったんですね。
これまで目立つほどの打撃成績は残していませんが、主力として活躍し続けてきたことには変わりありません。
なので、タイトルの一つくらい取れていてもおかしくはない選手であったと思うのですが、タイトルは獲得した事がないんです。
意外ですね!
なので、賞と言えるはっきりしたものはゴールドグラブ賞のみとなっているのですが、ゴールドグラブ賞を受賞した2015年はリーグチャンピオンシップシリーズで最優秀選手賞を受賞しているんです。
エスコバー選手は短期決戦に強いんですね!
2015年は賞ではありませんが、初めてオールスターにも出場しているんです!
ここまでオールスターに出場していなかった事も意外でしたね!
華々しい実績と言えるほどの成績は残していませんが、不動の遊撃手として長年プレーして来ています。
タイトル獲得が全てではないので、今の調子で頑張ってもらいたいですね!
アルシデス・エスコバーの経歴や年俸は?
エスコバー選手は16歳の時、アメリカに渡りミルウォーキー・ブルワーズと契約を交わしました。
エスコバー選手はベネズエラ出身なので、メジャーのドラフト対象外となっていたのでドラフト外での入団となったんですね。
年齢的にも若すぎたのでマイナーで基礎作りとなっていたのですが、2007年には1Aと2Aの合計ながら125試合、打率.306、22盗塁を決めたんです!
この好成績でこの年はマイナーでオールスターにも出場しているんです!
遂に覚醒しましたね!
でも、まだこの年はメジャー昇格には至らなかったんですね。
2008年も2Aで打率.328、34盗塁を記録しました。
この年もマイナーのオールスターに出場しており、マイナーで結果を残し続けていたんですね!
そして、2008年の9月1日に初めてメジャー昇格を果たしました。
昇格即スタメンとはなりませんでしたが、3日のメッツ戦の遊撃手の守備から途中出場でメジャー初出場を果たしたんです!
出来ればスタメンで出場したかったですね。
2009年までブルワーズは正遊撃手がおり控え遊撃手もいましたが、2010年には正遊撃手が移籍して控え遊撃手も衰えが見え始めました。
その影響でエスコバー選手は遊撃手のレギュラーに定着したんですね!
レギュラーに定着してさぁこれから!と言う時だったのに2010年のオフには3対3のトレードで移籍となってしまったんです。
せっかくこれから恩返しと言う時だったのに残念でしたね。
チームを変えても遊撃手のレギュラーとして定着していたエスコバー選手でしたが、2014年オールスターにも出場する事なくあまり目立つ選手ではなかったんですね。
2015年は初めてオールスターにも出場してゴールドグラブ賞も受賞となりました。
元々素晴らしい選手ではありましたが、ここまでオールスターにも出場していなかったのが不思議ですね。
2017年にはWBCのベネズエラ代表に選ばれて出場しています。
残念ながらチームは2次ラウンドで敗退となってしまいましたが、全力は尽くせたのではないでしょうか。
ベネズエラのWBCでの最高順位は2009年のベスト4となっています。
潜在能力の高い選手が揃っている国の一つなので優勝を狙っていたと思いますが、残念でしたね。
また次頑張って欲しいと思います!
そんなエスコバー選手ですが、ずば抜けた活躍をしているわけではありませんが、どれほど年俸があるのかは気になりますよね!
メジャーリーグでは数年活躍しないと大幅な年俸アップはしませんが、エスコバー選手はもう何年も活躍を見せています。
メジャーに昇格した頃の年俸は4000万円くらいでした。
デビューしたてにしては高い年俸ですね!
初めて1億円に到達したのは2012年でした。
2013年には3億円に到達しており、ここまでは順調に年俸は上がっていました。
このまま10億円超えを目指して欲しいですね!
でも、次に年俸が上がったのは2016年だったんです。
この時上がったのは2億円で、総額は5億円となっているんです。
タイトル争いが出来るほどの活躍はしていませんが、それにしては年俸が上がっていませんね。
2017年の年俸も1億円アップして6億5000万円となっていました。
2018年の年俸は2億8000万円程となっており、ここ何年かで1番低い年俸となっているんです。
エスコバー選手の情報は少なく、複数年契約をしたのかどうかははっきりしませんでした。
しかし、訳もなくこんなに年俸が下がるはずはないので恐らく複数年契約をしているのだと思います。
それにしても3億円を切ってしまうなんて酷いですね。
複数年契約なのであればこれから先の年俸は楽しみでなりません。
年齢的にも10億円を超えたいところであると思うので、もっと頑張りを見せて欲しいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にアルシデス・エスコバー選手について簡単にまとめると
潜在能力は高いが、盗塁技術が少し足りていない事が成績が伸びない原因の一つであると言える。
②10年間遊撃手としてプレーして通算守備率は.976となっている。
10年間と長い年月レギュラーを張ってきているが、獲得したタイトルと言えば GG賞とシリーズMVPくらいしかない。
③16歳でプロ入りを果たすと、19歳にはマイナーで結果を20歳にはメジャーデビューを飾った。
年俸は年数の割には低くなっており、2018年の年俸は3億円を切っている。
日本では馴染みのないエスコバー選手ですが、親戚である横浜DeNAのエスコバー投手の親族となれば親近感も湧いてくると思います。
日本の過去には兄弟で日本のプロチームで活躍した選手もいましたが、従兄弟で一緒にプレーすると言う事はありません。
アルシデス選手が日本へやってくるなんて夢見たいな事はないと思いますが、可能性はゼロではないと思います。
一時期は日本のプロチームでは現役メジャーリーガーを獲得すると言うことが流行っていた時期がありました。
獲得できるのは補強金に余裕のある球団だけでしたが、その時の球団なら獲得しても不思議ではないと思います!
限りなくゼロに近いと思いますが、日本でプレーする姿が見られるように動向に注目していきたいですね。
とは言っても噂すらないので、来ることがあるのであればあと6年~7年くらい先のことかもしれないですね!
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