アトランタ・ブレーブスの正捕手と言えば?
『カート・スズキ』選手ですよね!
スズキ選手は名前を見てもわかりますが、日本人の血が入っている選手です。
スズキ選手本人も日本には少しは愛着があるのだと思いますが、左上腕に鈴木と漢字で入れ墨を入れてあるんです!
アメリカでは入れ墨を入れる事は至って普通な事ですが、自らの名前を入れると言うのは珍しい事例と言えるのではないでしょうか!
親戚が日本に住んでいる事もあるので、日本に来る事もあると思いますが、日本人として誇らしい選手でありますね!
そんなスズキ選手ですが、打撃成績がどこまで良いのか気になりますよね?
捕手は打てるイメージがあまりないと思うので、スズキ選手がどんな成績を残しているのか見ていきたいと思います!
また、経歴や年俸と特徴や背番号についても気になるところ。
スズキ選手は日本の血が入っていますが、日本ではあまり知られていない選手であります。
国籍はアメリカなので仕方がないですが、日系選手としてスズキ選手について迫っていきたいと思います!
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カート・スズキのプロフィール
出典:https://sports.yahoo.co.jp/
出身地:アメリカ合衆国 ハワイ州
生年月日:1983年10月4日
身長:180cm
体重:93kg
プロ入り:2004年 ドラフト2位
デビュー:2007年6月12日
カート・スズキという名前を聞くとすぐに分かると思いますが、スズキ選手は日本人の血が混ざっています。
日系アメリカ人3世なんです!
祖父母は日本で生まれ育っており、その場所は愛知県の名古屋市なんです!
名古屋市と言えば最近では名古屋城の建て直しが話題となっていますね!
全国に多くのお城が建てられていますが、名古屋城は鉄筋コンクリート造りの建物を木造に建て直すと言う大掛かりな建て直しとなります。
近年ではお城マニアが増えているので各地のお城も注目されています。
建て直しが完了したら名古屋城も脚光を浴びると思われます。
名古屋は行きたくない街No. 1と言われているので、これを機に行きたい街No. 1となれるように名古屋市には頑張ってもらいたいですね!
カート・スズキの打撃成績は?
スズキ選手は捕手として11年間プレーしてきました。
メジャーの捕手というのはタックルなどもあるので怪我のリスクが高いポジションとなっているので、ここまで長年やるというだけでも凄いことであると思いますね!
捕手はリード面や守備力が重視されるので、メジャーでも打てる捕手というのは少ないですが、スズキ選手はどうでしょうか?
1年目は2007年となっており、68試合に出場しました。
この年は53安打を打ちましたが、打率は.249となりました。
日本の捕手として考えれば悪くない打率ですが、メジャーでは低い方なのだと思いますね。
この年の他の成績は7本塁打、39打点となっていました。
打率は低めでしたが、本塁打は試合数の割に多い数字となりましたね!
2年目の2008年はレギュラーを獲得して148試合に出場となりました。
安打は試合数と同じ148安打を放っており、打率は.279となりました。
本塁打は前年と同じ7本塁打となっていますが、この年は安定した成績となっていますね!
3年目も147試合に出場すると、156安打を放ちました。
打率は.274となっており、本塁打は15本塁打をマークしています。
パンチ力のある捕手として見事な活躍を披露することができましたね!
4年目となる2010年は131試合の出場で、120安打、13本塁打、71打点、打率.242となりました。
打率は落としてしまいましたが、本塁打と打点数は相変わらず良い数字を記録しました。
打点が70打点以上あれば充分過ぎる結果と言えますね!
2011年も134試合に出場しましたが、安打数は109安打に終わってしまいました。
本塁打は14本打つことが出来たのですが、打点は44打点と大きく落としてしまう結果となってしまいました。
恐らく打順が降格したんですね。
打率も.237と高い数字ではありませんでした。
徐々にバッティングでは壁が見え始めたようですね。
2012年は移籍によって2球団でプレーとなりましたが、合計で118試合に出場しています。
不動の捕手と言うわけではなさそうですが、100試合以上に出場出来れば充分と言えそうですね!
この年の打撃成績は、96安打、6本塁打、43打点、打率.235となっていました。
2009年の時と比較すると物足りませんが、打撃が良くなくても守備で貢献していれば問題なさそうですね!
2013年も2球団でのプレーとなっておりましたが、合計でも94試合となりました。
100試合に届かなかったこの年は、移籍前のナショナルズでは79試合に出場していましたが、復帰となったアスレチックスでは15試合の出場に留まったことが試合数が伸びなかった要因であると考えられます。
アスレチックスでは元々多くの試合に出場していたので、アスレチックスで試合に出られなかったなんてちょっと信じられませんね。
2013年の合計成績は66安打、5本塁打32打点、打率.232となっていました。
この数字で良いとは言えないのでアスレチックスで出場数が減少したのは仕方がないと思ってしまいそうですが、アスレチックスで出場した15試合での打率は.303となっており、本塁打も2本塁打を記録しているんです。
アスレチックスでは活躍できていたのに出場出来なかったんですね。
2014年も新たなチームでプレーとなり、131試合に出場しています。
安打数も130安打、打率.288を放っており、完全復活と言える年となったのではないでしょうか!
この年は本塁打は3本に終わってしまうなど、長打力では実力を発揮できませんでしたが、打点は61打点と6年ぶりに60打点以上を記録できました。
怪我も少ないので安定した選手として首脳陣は使いやすい選手として判断しているかもしれませんね!
2015年も131試合の出場で、104安打、5本塁打、50打点、打率.240の成績を残しました。
前年が良すぎたのでこの年はイマイチだと思ってしまいそうですが、一時期はもっと成績を落としていたので、その時のことを考えるとマシであると言えそうですね!
でも2016年は試合数が106試合に減ってしまったんです。
安打数も89安打に終わっており、打率は.258でしたが、2013年以来の不振と言っても良いと思いますね。
でも、この年は本塁打が8本とパンチ力が戻りつつあるんです!
打点は49打点と少なめでしたが、それは出場数も少なかったので仕方がないのではないでしょうか!
2017年は81試合の出場に終わってしまいました。
シーズン100試合を切ったのは2013年以来となっており、不振が予測されますがこの年の本塁打数は19本を記録しているんです!
ここに来て自己最高の本塁打数を記録しましたね!
78安打で打率も.283をマークしており、きっちり結果を出す事が出来ました。
もしもこの年に140試合ほど出ていれば、本塁打は25本以上は出ていたと思います。
結果的に19本塁打に終わっていますが、この年の長打率は.536とスズキ選手からすると高い数字をマークしているんです!
遂に打撃が開花したのかもしれませんね。
2018年も正捕手として多くの試合に出場しています。
今のペースでは20本塁打行くか、行かないかと言うペースで本塁打を打っています。
でも、このままのペースを維持していけるかはまだわかりません。
打てる捕手として2018年以降も奮闘してもらいたいですね!
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カート・スズキの経歴や年俸は?
スズキ選手は高校時代も捕手をやっていたようですが、高卒でのプロ入りは叶いませんでした。
プロから声が掛からなかったので、スズキ選手は大学へと進学しているんです!
この選択が人生を変えたんですね!
大学では正捕手として活躍を見せており、全米大学一に大きく貢献しているんです!
もちろん一人で勝ち取った栄光ではありません。
捕手は要と言われるくらい大事なポジションなので、スズキ選手がいたからこそ成し得た記録だと思いますが、チーム全体が出来上がっていたことにも違いはなさそうですね!
大学での活躍が評価されたスズキ選手は、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、ブルックス・ウォレス賞、ジョニー・ベンチ賞の3つを同時受賞しているんです!
ジョニー・ベンチ賞と言うのは、大学で最も優秀な捕手に贈られる賞となっています。
そんな賞を受賞出来るなんて、凄すぎますね!
その後、2004年にアスレチックスからドラフト2位指名を受けると、マイナーリーグでも若手有望株ランキングで3位に入るようになるなど、着実に成長を遂げていったんです!
メジャー初出場となったのは、2007年の6月9日でした。
対アストロズ戦で、延長10回に代打で出場したのが初出場となったんです!
この打席では残念ながら初安打を記録することは出来ませんでしたが、14日の同じアストロズ戦でメジャー初安打を記録しているんです!
ここからメジャーリーガーとして出発となったんですね!
2012年は開幕前に行われた日本球団との試合で、巨人戦でレビ・ロメロ投手から本塁打を放っており、更にその後に行われた阪神戦ではランディ・メッセンジャー投手からも本塁打を放っているんです!
日本でプレーしていれば、30本塁打以上打てる捕手となっていたに違いありませんね!
ちなみに、この2012年巨人戦との阪神戦には東日本大震災で被災した福島県の親戚を招待しているんです!
その親戚は目の前でスズキ選手の本塁打が観れているので、元気をもらえたと思いますね!
その後、スズキ選手はナショナルに移籍となりましたが、その翌年にはまたトレードでアスレチックスに復帰となっているんです!
あまりにも早い復帰でしたね!
その後はツインズに移籍して、現在はブレーブスでのプレーとなっています。
普段は守備力も良い方なのですが、2017年は当時同僚であったR.A.ディッキー投手のナックルボールに苦戦して10捕逸を記録してしまったんです。
それだけディッキー投手のナックルボールが凄かったと言うことですね。
多くの捕逸を記録した2017年でしたが、実はこの年、日本の球団がオファーを出すと言う噂があったんです!
その球団とは、中日ドラゴンズだったのですが、捕手が固定できないと言うことからメジャーの捕手をやっていたスズキ選手の獲得が噂されたんですね!
結果的には別の選手を獲得したのでこの年のスズキ選手が日本球界参入という夢は潰えてしまいましたが、仮にオファーを出していたとしても日本にはやって来ていないと思いますが、スズキ選手が日本でプレーする姿を見てみたかったですね!
と言うか、未だに日本では外国人選手の正捕手と言うのはいません。
メジャーでは日本人が正捕手を務めたこともあるなど、外国人選手にも捕手を任せますが、日本は外国人選手に捕手を任せる事がほとんどありません。
今、中日に外国人の若手捕手が在籍しています。
名はアリエル・マルティネスと言う選手ですが、日本でも外国人選手が正捕手として頑張る姿が見たいですね!
メジャーで長年正捕手として活躍して来たスズキ選手ですが、ここまでの年俸はいくらくらいになっていると思いますか?
2018年の年俸は、約3億8000万円となっています。
意外に少ないですが、元々そんなに安いわけではないんです!
スズキ選手の自己最高年俸は2013年の7億円となっています。スズキ選手はある程度の活躍をしていましたが、思うように年俸は上がっていないんですね!
不振となっていた影響で、2017年の年俸は1億6000万円程まで下がっていました。
2017年の活躍があってまた年俸は上昇しましたが、正捕手を務めている選手としてはかなり低い年俸となっていますね。
でも、2017年から本塁打の数が上昇傾向にあります。
もしかすると、これから年俸が上がっていく可能性もありそうですね!
年齢的にもう30代も半ばに差し掛かりました。
これからは年齢的な衰退も出てくる事があるかもしれませんが、歳に負けずに頑張ってもらいたいですね!
カート・スズキの特徴や背番号は?
スズキ選手は捕手として堅実な守備を披露していますが、実はバッティングでも評価は低くないんです。
対右打者ではあまり良くないですが、対左打者の時は凄さを発揮しているです!
基本的に対右打者の方が対戦数が多いので、対右で結果が残せないとなるとシーズン成績も上がらなくなってきますね。
でも、対右打者の時に転んでもタダでは起きないんです!
それは何故かと言うと、待球打法に徹しているからなんです!
待球打法と言うのはその字の通り待つ事ですね!
この打法では、四球になる可能性がある事以外に大きなメリットがあります。
それは、相手投手に少しでも多くの球数を投げさせることができれば、相手投手を早くマウンドから引きづり下ろすことが出来るんです。
打ち崩せない相手に凄く有効な作戦ですね!
話は少し逸れてしまいますが、あなたは高校野球は見たりしますか?
平成18年の夏の甲子園の本線1回戦で、田中将大投手率いる駒大苫小牧は、初戦で山口県の南陽工業高校との対戦でした。
あまり聞かない高校名ですね。
それもそのはずなんです!
この南陽工業高校は甲子園出場は28年ぶりの2回目の出場だったんです!
優勝候補であった駒大苫小牧が圧倒的な力の差で勝利すると思われていましたが、この試合の結果は5-3で駒大苫小牧が勝利しています。
意外に接戦でしたね。
この試合は普通にやっていれば駒大苫小牧が予測通りの圧勝だったと思いますが、南陽工業の監督が仕掛けたのが、この待球打法だったんです!
相手がどんな投手であっても通用するんですね!
この試合は待球打法だけでなく、小技や足で掻き回したことも田中投手を苦しめた要因の一つとされていますが、待球打法と言うのは、例え相手投手がプロ級の投手であっても皆んなで待球打法をしていれば、勝利に近づくと言う大きなメリットのある打法なんですね!
スズキ選手一人が待球打法をやっていてもあまり意味はないと思うのですが、首脳陣からの評価はかなり高いといっても良いかもしれませんね!
最近の日本人はあまり待つことが出来ないので、シーズン後半にどんでん返しと言うのはあまりなくなってきています。
そう考えるとスズキ選手は打撃成績が芳しくなくても、打席に立たせたくなる選手と言えるのかもしれませんね。
また、スズキ選手の守備に関してですが、送球や配球に関してはあまり問題は無いようですが、実はスズキ選手にも穴はあったんです。
穴とは何でしょうか?
それは、捕球技術です!
捕手はただ投手が投げた球を獲るたけが仕事ではありません。
捕球の仕方にも一流捕手と認められるような技術が必要となってきます。
その捕球がスズキ選手には少し難があるようなんです。
人には得意不得意があるので、スズキ選手は捕球はあまり得意では無いと言うことのようですね。
でも、スズキ選手自身は打撃よりもまずは守備!と語っているんです!
守備を磨くことこそが投手からの信頼を得る手段として考えているようなのです。
そんな事を言っていると言うことは、守備練習にかなりの時間を費やしているのだと思います。
そうじゃないと口だけの選手となってしまいますね。
多くの時間を守備練習に費やしているのだとすれば、その中で今の打撃成績を残しているの本当にすごいことだと思います。
もう才能としか言いようがありませんね!
そんなスズキ選手ですが、過去に付けてきた背番号は何番があるのでしょうか?
今は24番を付けていますが、何球団か渡り歩いているので複数の背番号を付けてきたに違いありません。
一番愛着がありそうなメジャー昇格年に付けていた番号は28番となっていました。
この年はシーズン途中に6番に変更しています。
あまり長い間付けていないので、愛着と言うのはなさそうですね。
その他に付けた背番号は8番や22番がありました。
この中で日本で捕手らしい番号と言えば22番となっています。
しかし、捕手らしいと言うのは一般的に捕手が付けていることが多いからそう思ってしまいますが、背番号というのは付ける選手の頑張りによって変わっていくものです。
24番と言えば捕手のスズキ選手!と言われるようにこれからも頑張って欲しいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にカート・スズキ選手について簡単にまとめると
2017年は19本塁打を打つ活躍を見せており、これからは本塁打の打てる捕手として存在感を示している。
②高校時代は無名だったが、大学時代に華々しい活躍を見せるとその年にプロ入りとなった。
2018年の年俸は3億8000万円程となっているが、自己最高年俸は7億円となっている。
③打撃の特徴は待球打法に徹しているという点である。
守備は捕球技術に難があるが、守備への拘りは強い。
今現在の背番号は24番となっているが、多くの背番号を背負ってきた。
スズキ選手はメジャーの捕手として長い間プレーしてきました。
守備力は悪くはなく、ベテランらしい配球で相手打者を打ち取っているようです。
捕手というのはバッティングはあまり高いレベルで求められているものではありませんが、これからも正捕手として君臨し続けるにはバッティング向上というのは必須であると思います。
2017年も2018年も本塁打に関しては好調です。
このままの調子でいけばまだ数年は正捕手として出場し続ける事は可能だと思われます。
でも、いつ若手が上がって来るかわかりません。
もうベテランの域に達しているスズキ選手は若手に負けない何かが必要となってきます。
チームの若返りというのは必要な事なのでいつまでもスズキ選手がマスクを被り続けるのはチームにとっては良くないとさ事なので、スズキ選手を脅かす若手捕手の成長がこれからは望まれるのかもしれませんね!
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