ミルウォーキー・ブルワーズで主砲として活躍している三塁手と言えば?
『マイク・ムスターカス』選手ですよね!
マイク・ムスターカス選手は2017年まではロイヤルズに所属していた選手となっていますが、マイク・ムスターカス選手の叔父もプロ野球選手だったんです!
しかも、その選手は日本でもプレー経験を持っており、千葉ロッテではコーチも務めていた選手なんです!
その叔父の名は、トム・ロブソンと言います。
恐らくロブソン選手を知っているファンは少ないのではないでしょうか!
何故ならロブソン選手は現役時代に在籍していた南海ホークスでは全く活躍できていないんです。
そんな叔父を持つマイク・ムスターカス選手の打撃成績がどうなのか気になりますよね?
叔父は大成出来ませんでしたが、メジャーで見事な活躍をしているマイク・ムスターカス選手の打撃について見ていきたいと思います!
また、特徴や年俸と経歴についても調べてみました!
日本と所縁のある選手と言うのは愛着が湧いてくると思います。
マイク・ムスターカス選手が日本へやってくることはまずないと思いますが、マイク・ムスターカス選手について迫っていきましょう!
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マイク・ムスターカスのプロフィール
出典:https://this.kiji.is/
出身地:アメリカ合衆国 カルフォルニア州
生年月日:1988年9月11日
身長:182㎝
体重:95Kg
プロ入り:2007年 ドラフト1位
デビュー:2011年6月10日
マイク・ムスターカス選手の生まれである1988年は日本では黄金世代と言われています。
アメリカでは黄金世代なんてものはないと思いますが、この年代の選手は今が1番旬であると言えると思います!
88年生まれの選手は頑張っていますが、この年に売れていた歌と言うのはどんなのがあったと思いますか?
この年のヒット曲ランキングを見てみると1位から3位までが光GENJIとなっていました。
光GENJIの全盛期の頃だったんですね!
その他は5位に長渕剛、6位に工藤静香がランクインしていました。
近年は不動の地位を築いている歌手と言うのは少なくなってきています。
更に現代はCD売り上げと言うのも下降してきています。
現代はiTunesなどデータで購入する事が多くなっているので仕方がない事ですが、CDが減っていくのも悲しいものですね。
時代は変わりゆくものですが、スポーツの世界は変わらない事を願いたいですね!
マイク・ムスターカスの打撃成績は?
マイク・ムスターカス選手はメジャーデビューしてからまだ7年しか経過していません。
この7年間で放った本塁打は119本となっています。
通算打率は.251と低めですが、この7年間はどれくらいの成績を残してきているのか1年ずつ見ていきましょう!
1年目となった2011年は89試合に出場しました。
1年目としては多くの試合に出場していると言えますね!
この年は代打が主ではなく、ちゃんとスタメンに名を重ねていたようで、放った安打数も89安打を記録しているんです!
1年目としてはまずまずの数字ですね!
この年に記録した本塁打は5本となっていました。
本塁打が多くないので打点も30打点と多くありませんでしたが、元々長打を量産するバッターではないのかもしれないですね!
長打の少ない選手は一般的には走塁や守備で売っていきます。
なので、マイク・ムスターカス選手も盗塁は多いのかと思いましたが、この年に記録した盗塁数は僅かに2つとなっていたんです。
走塁もそんなに良い方ではないようですね。
翌年2012年は149試合に出場して136安打を放ちました。
しかし、打率は.242と低い数字となってしまいました。
レギュラーとして多くの試合に出場はしましたが、多くの出塁を決めることは出来なかったんですね。
でも、この年は本塁打数が増えており、記録した本塁打は20本となってたんです!
シーズン後半までレギュラーを守れたのはこの本塁打増加にあったんですね!
本塁打数が増えたことにより、打点も73打点に上げることが出来ました。
打点は直接チームの勝利に関わってくる記録なので、多いに越したことはないですね!
このまま本塁打を増やしていきたかった2013年だと思いますが、2013年に記録した本塁打数は12本だったんです。
出場した試合は136試合となってるので、試合数が極端に減っているわけではないので、単に技術不足であったとしか言えないようですね。
この年は打点数も減っており、42打点となっていました。
日本ではよく2年目のジンクスと言われて、活躍した翌年はスランプに陥ることがよくありますが、それと似たようなものなのかもしれないですね。
2014年は140試合の出場で15本塁打、54打点となりました。
前年よりはマシですが、この年は安打数が97安打となっており、打率は.212に終わってしまったんです。
20本塁打以下でこの打率は厳しいですね。
ここまで2年間は目立つ活躍は出来ませんでしたが、2015年は少しは存在感を示してきたんです!
この年は147試合に出場して156安打、22本塁打、82打点を記録したんです!
マイク・ムスターカス選手にとって全てが自己最高の成績と言えますね!
打率も.284を記録しており、やっとスランプから抜け出せたという感じですね!
これからやっと見せ所と言うところで、2016年は怪我をしてしまいました。
その影響で出場試合数は27試合に終わってしまったんです。
約1ヶ月だけとなってしまったんですね。
でも、この1ヶ月で7本塁打を記録ているんです!
打点は13、打率は.240とどちらも不安の残る成績となってしまいましたが、本塁打は40本以上のペースでは打っていたんですね!
怪我から復帰となった2017年は148試合に出場しました。
151安打を放っており、本塁打は38本を記録しているんです!
昨年の勢いのまま2017年シーズンも終えることが出来たマイク・ムスターカス選手!
この年の打点は82打点となっていたので、本塁打の数にしては少ない打点となっています。
でも苦手としている巧打力では、打率が.272となっていました。
悪くない数字ですね!
これまで2年連続20本塁打以上を打ったことがありません。
しかし、2017年と2018年の2年では2年連続20本塁打以上を記録できました。
3年以上続けて活躍が出来てこそプロ!と言われているので、メジャーリーガーである以上、3年連続と言わずに4年以上続けて活躍してほしいですね!
現在ブルワーズには本塁打の打てる若手が揃いつつあります。
そんな若手選手に負けないようにこれからもっと存在感を示してもらいたいですね!
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マイク・ムスターカスの特徴や年俸は?
メジャーでは、身長2メートル超えと言うのは珍しいことではありません。
投手で2メートルを超えていれば高さのある投球で結果を残したりしています。
野手で2メートル超えであれば、パワーを活かして本塁打を量産している選手が多いです。
例外はありますが、身体が大きいと言うだけで力はありそうなので大半が本塁打にプライドを持っていそうですね。
でも、マイク・ムスターカス選手は身長182cmとなっています。
アメリカでは高い方ではありませんね。
アメリカでは小柄な方であるマイク・ムスターカス選手ですが、パワーは折り紙つきとなっています。
メジャーデビューしてから数年は苦しんでいましたが、2017年には自慢のパワーを見せつけることに成功しました。
7年目でやっとと言う感じですね。
ホームランバッターはインコースは苦手ということが多く日本でも警戒されているとインコースを突かれて抑えられてしまいます。
なので、コントロールの安定している投手であれば抑えることは困難ではないんですね!
また、マイク・ムスターカス選手は打率は低めの選手となっています。
ホームランバッターによくある特徴と言えますが、マイク・ムスターカス選手は普通のホームランバッターとは違う特徴を持っているんです!
気になりますね!
高打率も記録するホームランバッターは別として、打率の低いホームランバッターと言うのは三振が多くなってしまいがちです。
でも、マイク・ムスターカス選手の三振率は2012年以降はかなり低くなっているんです。
三振が少ないなら使いやすい選手と言えそうですね!
何故そんなに三振が少ないのかと言うと、それはバットコントロールが良いからなんです!
しかし、一般的にバットコントロールが良いとなれば打率も高いはず!と思いますが、マイク・ムスターカス選手の打率は高くありません。
と言うことは、ただバットに当てるだけ!と言うことになるんですね。
それでもマイク・ムスターカス選手は軽く当てただけの打球でも遠くに飛ばすだけのパワーを持っています。
その割には本塁打は少ないんですね。
これまでを統合すると、三振は少ないですがヒットにするだけのバットコントロールは持ち合わせていないと言うことになりますが、規格外のパワーを持っているので、芯に当たれば簡単にスタンドインできてしまうと言うことになります。
それだけでも凄いですね。
ホームランバッターの特徴である三振の多さは無縁となっているので、たとえ打率が高くないにしても使いやすいバッターであると思います。
しかし、逆に併殺が多くならないか心配です。
これまでの最高は18個と極端に多い訳ではないですが、これから先はどうなるかわかりません。
ですが、今の特徴としては打率は低いですが三振の少ない強打者であると言えるので、珍しいタイプの打者であると言えますね!
そんなマイク・ムスターカス選手の2017年の年俸は約6億円となっています。
7年やっているにしては低い年俸となっていますね。
でも、マイク・ムスターカス選手は2017年のオフに複数年契約を求めてFA市場へ参入となりました。
しかし、2017年のオフに貴方も知っての通り、スター選手でさえ契約がまとまらない年として知られています。
そのお陰で青木選手や上原投手が日本球界に復帰となったので良かったのかもしれないですね。
その契約が出来ないと言うのはマイク・ムスターカス選手にも影響しており、残念ながら複数年契約を勝ち取ることは出来なかったんです。
単年契約として契約した2018年の年俸は前年と同じ6億円となっていますが、出来高が約2億5000万円付いています。
出来高が大きいですね!
更に2019年にはオプションで16億5000万円と言う破格のオプションがあります。
2019年はまだどうなるかはわかりませんが、今後年俸が上がっていくことは確かであるので、悔いのない契約にしてほしいですね!
7年間メジャーでプレーしている選手にしてはマイク・ムスターカス選手の年俸はかなり低いと言えます。
それは、2017年のFAになった事が原因であるとされていました。
でも、原因はそれだけではなかったんです!
実はもっと良い契約提示はあったんです!
それは2017年のオフに提示された契約で、提示していた球団はロイヤルズとなっていました。
その契約での年俸は約19億円となっていたんです!
それが6億円なんて、何故断っているのでしょうか?
それは、その契約がクオリファイング・オファーだったからだと思います。
これは球団が手放しくない選手に対して破格の金額で1年だけ移籍を先延ばしにしてもらうと言うものです。
なので、複数年を求めていたマイク・ムスターカス選手には魅力的に映らなかったんですね。
結果的に思っているなような契約が出来た訳でもなく、年俸も大幅に上がった訳ではありません。
本人が悔やんでいるかはわかりませんが、他の選手と比べると低年俸となっているので、これから巻き返してもらいたいですね!
マイク・ムスターカスの経歴は?
マイク・ムスターカス選手は叔父の影響からか、幼少期の頃から野球をやっていました。
高校はチャッツワース高校と言う学校に進学しました。
アメリカの高校なんて正直わからないですね。
中学までは目立つ選手ではなかったようですが、高校では遊撃手として54本塁打の州記録を樹立しているんです!
州記録を樹立しているのも凄いですが、遊撃手としてここまで本塁打を記録しているのが1番凄いと言えそうですね!
また、この高校時代に三塁手を守っていた選手はマット・ドミンゲス選手だったんですが、ドミンゲス選手って聞き覚えがありませんか?
2018年から助っ人として千葉ロッテに在籍しているドミンゲス選手なんです!
ドミンゲス選手は2013年にメジャーで21本塁打を放っていますが、日本では目立つ活躍は出来ませんでした。
日本の野球とメジャーの野球は違うので、合う合わないがあるのでドミンゲス選手は合わなかったんですね。
ドミンゲス選手以外にもマイク・ムスターカス選手の周りには、叔父であるトム・ロブソン選手も日本野球経験者ですが、活躍することが出来ませんでした。
マイク・ムスターカス選手の周りは日本野球には向かないようですね。
高校時代は野球で活躍していたマイク・ムスターカス選手でしたが、この頃実はアメリカンフットボールもやっていたんです!
しかも、クォーターバックとして活躍していたのだから驚きですよね!
アメフトでも活躍していましたが、やはり州記録を樹立する程の野球のセンスがあるのであればプロ野球球団が放って置くはずがありません。
もちろんドラフトで指名されているんです!
ここは当たり前すぎて驚きでもないですね。
でも、ドラフトの順位は1位となっているんです!
高卒選手がドラフト1位と言うのはよっぽどでないとありません。
この時指名したロイヤルズはそれだけマイク・ムスターカスが欲しかったんですね。
でも、この時マイク・ムスターカス選手の代理人を務めたのは敏腕で知られているスコット・ボラス氏だったんです。
その為、ボラス氏はロイヤルズに対して多額の契約金を要求した為に契約は難航してしまったんです。
このままでは契約できずに終わってしまいますね。
もしもロイヤルズとの交渉が決裂した時はカルフォルニア州の大学に進学予定でしたが、契約期限の8月15日の午後11時59分の11分前に契約金400万ドルで契約したんです!
かなり滑り込みという感じですね!
でも、この年の全体1位であったデビット・プライス選手の560万ドルや全体5位のマット・ウィータースの600万ドルと比べると低額での契約金となっています。
そんなのでボラス氏が納得したのでしょうか?
400万ドルでボラス氏が納得するはずはないんです!
この契約は、マイク・ムスターカス選手自身がボラス氏の反対を押し切る形で契約となったんです。
このパターンは珍しいですね。
高卒で4億円以上の契約金を手にできるとなれば普通なら即決だと思いますが、ボラス氏の場合は敏腕なだけあって満足は出来ないようです。
しかし、マイク・ムスターカス選手は金額よりもプロになりたかったんですね。
プロ入りして1年目となる2008年には1Aでプレーしていました。
このチームで1年目から22本塁打を放つと、16年ぶりに10代で本塁打王となったんです!
1Aであったにしても1年目から本塁打王は凄いですね!
2年目の2009年も有望株ランキングで上位に入る期待ぶりでしたが、打撃不振により打率は3割に満たなかったんです。
その為、評価を下げる結果となってしまったんです。
マイク・ムスターカス選手、残念でしたね。
2010年は打撃も調子を取り戻してこの年の5月まで打撃三冠を維持していたんです!
この年は2Aでのプレーとなっていたので、確実にレベルアップしていると言えますね!
この年は後に3Aへと昇格となっていますが、1年間の合計で36本塁打、124打点を記録しているんです!
本塁打と打点ではマイナーリーグ全体で1位となっており、マイナーリーグ全体で二冠王に輝いているんですね!
2011年は3Aスタートとなりましたが、途中でメジャーに昇格するとそのままメジャーでプレーし続けることになりました。
2016年には右膝の前十字靭帯断裂と言う大怪我を負ってしまい、手術となってしまいましたが、2017年には見事に復帰を遂げました。
復帰しただけでも凄いのに、2017年は自己最高の本塁打数を記録しているんですね!
2017年はカムバック賞も受賞しており、帰ってきたヒーローとしてもてはやされることになりました。
しかし、マイク・ムスターカス選手は38本塁打を打って自信からか、FAで複数年契約を勝ち取ろうとしたんです。
これが仇になりましたね。
ロイヤルズからはQOを提示されていましたが、これを拒否して移籍の道を選びました。
FAの目玉として期待されましたが、結果は思うような契約は出来ないという結末のなってしまいました。
可哀想でしたね。
でも、それも経験の一つなので仕方がないてますね。
2018年の7月27日にトレードによってブルワーズへ移籍となりました。
これは居づらくなったからかもしれませんね。
でも、何処でプレーしたとしても マイク・ムスターカス選手であることに変わりはないので、これからも本塁打量産に向けて頑張って欲しいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にマイク・ムスターカス選手について簡単にまとめると
これからは若手に負けないかが活躍の鍵となってくる。
②ホームランバッターとしては珍しく三振の少ない打者であるが、ヒットを量産する技術はない。
契約交渉では19億円のQOを断ったので、前年と変わらない6億円となった。
③高校時代は自慢の長打力を存分に発揮していた。
プロ入り時は、ボラス氏が高望みをしたことで危うく破談となるところであったが、自らの意思で契約を交わした。
マイク・ムスターカス選手は潜在能力は凄く高い選手であると思います。
でも、まだその能力を全て発揮できていないのが現状です。
現在三振数が少ないので3割40本は可能な数字であると思いますが、現実はそう甘くありません。
30本塁打は達成しましたが、打率3割は全く縁がない状態となっています。
バットに当てるだけなら上手なので、もっとヒットに繋げることが出来ればまだまだ打率は上がっていくと思います。
スポーツはなんでもそうだと思いますが、欲がないと活躍することは難しいです。
しかし、欲を持ちすぎても人間良くありません。
難しいところだと思いますが、今の長打力を維持して打率だけ上げることが出来ればスター選手の仲間入りだと思います。
もう30歳となるので色んな意味でミスが許されなくなってきますが、恐れずに頑張って欲しいですね!
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