ミネソタ・ツインズで一塁手として活躍する白人選手と言えば?
『ローガン・モリソン』選手ですよね!
モリソン選手は若手の時から非常に高い評価を得ていましたが、自身のツィーターで奔放な事でも知られています。
そんな事もあって一度はマイナーに降格した事もありましたが、今ではそこまでなる事はなくなりました。
選手として優秀な成績を残しているモリソン選手ですが、そんな選手でさえ行きたい球団に行けるわけではないんです。
2017年のオフにカンザスシティ出身という事もあってロイヤルズへの入団を希望していたんです。
でも、ロイヤルズは別の選手と契約してモリソン選手はツインズ入団となったんです。
いつかはロイヤルズ入りが期待されるモリソン選手ですが、これまでの経歴について気になりませんか?
また、打撃成績についても気になると思います。
モリソン選手をもっと知って行くために、背番号と特徴についてと一緒に調べてみました。
早速モリソン選手について見ていきましょう!
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ローガン・モリソンのプロフィール
出典:https://www.sportingnews.com/
出身地:アメリカ合衆国 ミズーリ州
生年月日:1987年8月25日
身長:190cm
体重:111kg
プロ入り:2005年 ドラフト22位
デビュー:2010年7月27日
モリソン選手がプロ入りとなった2005年のドラフト1位選手達は、アップトン選手やエルズベリー選手など有名な選手が多く指名された年となっています。
モリソン選手を指名したマーリンズのこの年のドラフト1位はクリス・ボルスタッド投手でした。
ボルスタッド投手は韓国でもプレーしており、メジャーで通算36勝を挙げている投手ですが、正直モリソン選手の方が結果は残していると思います。
メジャーでは毎年多くの選手が指名されているので、下位指名の方が活躍するなんて事はよくある事だと思います。
ドラフト1位であったボルスタッド投手は地味ながらも現在ホワイトソックスで頑張っています。
ドラフト22位ながらも高い評価を得ていたモリソン選手ももっと頑張りを見せて欲しいですね!
ローガン・モリソンの経歴は?
モリソン選手は2005年にマーリンズからドラフト22位指名で入団となりました。
全体では666となっており、全体ではあまり高くない順位だったんですね!
指名を受けたのは2005年でしたが、マーリンズに入団となったのは2006年の5月29日となっているんです!
拒否でもしたのかと思いましたが、指名されてから1年間はメープルウッズ・コミュニティーカレッジと言う所でプレーしていたんです。
要は1年間入団まで猶予があったと言う事ですね。
マイナーリーグで活躍していたモリソン選手は2009年にベースボール・アメリカ紙でマイナー有望株のチーム内3位に選ばれたんです!
この時チーム内1位となっていたのはキャメロン・メイビン選手で、2位はマイク・スタントン選手となっていたんです!
スタントン選手が2位だったと言うのは驚きですね。
ちなみにマイナー全体ではモリソン選手は18いとなっていました。
3位に比べると凄く落ちていますが、マイナーリーグには何百人何千人といる中の18位なのでとてもすごい事であると思いますね!
その後2010年の7月27日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でデビューを果たしました。
期待度の高さの割にはデビューには少し時間がかかってしまいましたね。
2011年は開幕から左翼手としてレギュラーの座を掴みましたが、4月19日に左足を痛めて故障者リスト入りしてしまったんです。
開幕から1ヶ月も経たないうちに戦列を離れてしまう結果となってしまいましたね。
しかし、それから約1ヶ月後の5月13日には復帰を果たしているんです!
レギュラーを掴んだのに直ぐに怪我でレギュラー白紙なんて事になったら最悪だったので、早々に復帰できねよかったですね!
でも、この年は6月以降打率が低下していったんです。
その為、8月には3Aに降格となってしまっているんです。
結果が出せなければ降格も仕方がないですね。
ですが、モリソン選手がこの時マイナーに降格したのは成績だけではなかったんです!
それは、自身のツイッターでの発言内容やファン感謝イベントの無断欠席が問題視された事によっての降格であると言われているんです!
少し内面に問題のある選手なようですね。
問題を起こしていたモリソン選手は10日でメジャー復帰を果たしましたが、その後もトレードの噂が絶えませんでした。
問題児はいらない!とファンが騒いでいたのだと思いますが、マーリンズの幹部はモリソン選手の放出は認めない!とする方針が確認されたんです!
問題を起こしたとしても、それだけ有能な選手であったと言う事ですね!
2012年は手術を受けた影響で打撃不振が続いていました。
そんなこともあって2013年のオフにはシアトル・マリナーズへのトレードが発表されてしまったんです。
不振が続いたのであればトレード放出されても仕方がないですね。
でも、マリナーズの2年目には見事に復活を果たしたんです!
移籍してよかったですね!
その後タンパベイ・レイズに渡って2年間プレーした後にミネソタ・ツインズへと移りました。
レイズで自己最高の成績を残したモリソン選手は自信に満ち溢れてツインズへ移籍したのだと思います。
しかし、ツインズでは長打では最低限の仕事は出来ましたが、打率は自身最低となる数字を記録してしまっています。
2年続けての大活躍は難しかったですね。
年齢ももう30歳を迎えました。
30歳と言ってもまだまだ衰える年齢ではありません。
これから一花も二花咲かせられる年齢であります。
ですが、2018年の成績を見るとこれから先が不安になってしまいます。
プロではグラウンドでの態度なども見られますが、普段の行動にも注意を払わなければいけません。
モリソン選手はその事に関しては充分承知していると思います。
だからこそ縛られて自由なプレーが出来ないでいるのかもしれませんが、ファンや首脳陣を怒らせるようなことをしてしまっては本末転倒なので、今の環境でも結果が残せるように頑張るしかないようですね。
これからまた苦悩はあると思いますが、頑張り続けて欲しいですね!
ローガン・モリソンの打撃成績は?
モリソン選手がメジャーデビューを果たしたのは2010年でした。
2006年に契約しているので、4年後にはメジャーに昇格しているんですね!
この年はシーズン途中での昇格もあって62試合の出場に留まりました。
本塁打は2本と少なめでしたが、三塁打は7本を放つ活躍ぶりだったんです!
広い球場なので三塁打が多くなったのだと思いますが、それでも7本の三塁打は凄いですね!
この年は二塁打も20本を記録してるので、足が速いのかと思いましたが、盗塁数は0となっているんです。
盗塁を仕掛けた回数も1回となっているので、一概には言えませんが、足が速い訳ではないようですね。
ちなみにこの年記録したモリソン選手の安打数は69安打となっていました。
打率は.283となっていましたが、開幕からメジャーの切符を手にしていたら面白い存在となっていた可能性はありましたね!
2年目の2011年は開幕早々に怪我をしてしまったモリソン選手。
問題発言などもあり3A降格もありましたが、123試合には出場することが出来ました。
前年の約倍の試合には出場しましたね!
三塁打や二塁打の多かった前年と比較すると、この年の二塁打数は25個となっており、前年の勢いは感じられませんでした。
しかも、三塁打数も4つに減らしてしまったんです。
広い球場ですが、芯で捉えることが出来なくなってしまったのか?と思いましたが、実は逆なんです!
芯で捉える率が高くなったから本塁打が増えて二塁打や三塁打が減ってしまったんです。
1年目の2010年はパワーも足りなかったと言うことですね。
モリソン選手の気になる本塁打の数は前年の10倍以上となる23本塁打を記録しているんです!
打点も72打点をマークしており、主力級として期待に応える活躍を見せたんですね!
でも、唯一この年パッとしなかった成績がありました。
それは、打率です。
この年記録した打率は.247となっているんです!
安打数も114安打と少なめなので打率が伸びなくても仕方がないですが、前年からは想像もできない低打率っぷりでしたね。
3年目の2012年も93試合で68安打しか打つことが出来ず、打率は.230と低迷してしまいました。
この年は二塁打も15、三塁打も1と結果を残すことは出来ませんでした。
完全に不振と言えますね。
前年に開花した本塁打でも11本と結果を残すことは出来ずにシーズンを終えてしまいました。
こんな不振から早く脱出したいですね。
しかし、不振からの脱出は簡単なことではありませんでした。
4年目の2013年も85試合で71安打、打率.242となってしまったんです。
本塁打も6本まで減らしており、不振を一層強めてしまったんです。
打率は僅かに上昇していますが、評価に値するほどではありませんね。
チームを変えて挑んだ5年目の2014年は99試合で88安打、打率.262となりました。
打席が少なかったこともあって打率は少し上昇を見せましたね!
この年は打率以外にも本塁打も11本と少し増やす事が出来ました。
まだまだモリソン選手本来の調子を取り戻したとは言えませんが、徐々に調子を戻しつつありますね!
マリナーズ2年目となる2015年は146試合と自己最高の試合数を記録しました。
安打数は103安打で打率は.225とかなり低めでしたが、本塁打は17本を記録したんです!
モリソン選手の完全復活の兆しが見えましたね!
この年は本塁打増加だけでなく、三塁打も再び3つ記録する活躍を見せたモリソン選手!
1年目のような7本の三塁打を記録することは出来ませんでしたが、三塁打が増えてきたということは、感覚を取り戻しつつあるということですね!
2016年は107試合と試合数を減らしてしまいました。
その原因は打率にあったと思います。
この年記録した安打数は84本となっており、打率は.238となっていました。
前年は同じくらいの成績でも出場機会を与えられていましたが、チームが変わったこの年は出場機会を減らされてしまったんですね。
この年にマークした本塁打の数は14本となっており、前年とペースはあまり変わらない状態となっていました。
でも、モリソン選手にはもっと良い数字が求められていたのかもしれないですね!
迎えた2017年は、149試合に出場して126安打を放ちました。
打率は相変わらず.246と低めでしたが、38本塁打と85打点は自己最高の数字となったんです!
遂に開花しましたね!
ここまで100安打以上を記録したのは3回のみとなっており、20本塁打以上を打ったのは2回だけとなっています。
あまり打撃で目立つ選手ではありませんが、何かきっかけがあれば打率も向上する可能性は秘めています。
全盛期はもう過ぎる頃でありますが、衰える時ではないのでまだメジャーリーガーとしてスターを目指すチャンスはあると思います。
マイナー時代は注目されていた選手なので、期待に応える活躍ぶりを見せて欲しいですね!
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ローガン・モリソンの背番号や特徴は?
モリソン選手はこれまで複数球団に在籍していました。
たとえ1球団の在籍でも背番号に関しては何度も変更していることもあります。
毎年背番号を変更する選手もいますが、モリソン選手はどうなのでしょうか?
モリソン選手はこれまで4つの背番号を付けました。
デビュー年となった2010年とその翌年の2011年に付けていた番号は20番となっていました。
日本ではよく投手が付けている番号ですね!
背番号20番は一旦2011年のオフに変更となりましたが、チームを変更した2014年と2015年もこの20番を付けているんです!
計4年も付けていたんですね!
2012年と2013年に背負った背番号は1桁となる5番を付けていました。
2011年に活躍したので、それが評価されて1桁番号に変更出来たのだと思いますね!
2016年と2017年の2年間はレイズに所属していました。
ここでも2年間と言う短い期間でしたが、背負った背番号は7番となりました。
前所属のマリナーズでは以前のような活躍は出来ていませんでしたが、評価は相変わらず高かったんですね。
2018年からはツインズでプレーしていますが、打率は低いですが本塁打はある程度打てています。
2017年も活躍していたので、また1桁番号かと思いましたが、ツインズでの背番号は99番となってるんです!
メジャーではあまり目にしない番号ですね!
メジャーで99番と言えば、韓国の投手である柳投手が思い浮かぶと思いますが、日本では誰を思い浮かべますか?
日本では99番を付けている主力級の選手は少ないですが、現在1番有名な選手と言えば松坂大輔投手であります。
再起をかけて中日入団となりましたが、99番と言うのは意味があったのでしょうか?
松坂大輔投手はほとんど18番を背負ってきました。
プライドもあったと思いますが、どうして99番となったのでしょうか?
それは中日で復活を遂げた中村紀洋氏にあったと思いますね!
中村氏は中日に育成で入団すると、その年に支配下登録されました。
その時に付けた番号が99番となったんですね!
99番を付けた中村氏は日本シリーズでMVPを獲得する大活躍を見せました。
なので、同じ道を辿れるように99番となったのかもしれないですね!
でも、中村氏はその年のオフにFA権を行使して楽天へ移籍してしまいました。
もちろん中日ファンからすれば裏切り者扱いとなってしまうと思います。
今でも中村氏の事をよく思っていない中日ファンもいるのではないでしょうか!
しかし、中日サイドは裏切りとは思っていないんです!
元々当時の監督であった落合博満氏が仕方なく獲得したようなんです。
落合氏はオレ流なんて言われて好き嫌いがはっきりと分かれている方でしたが、落合氏は獲得はするが、「もしこの先欲しいと言う球団が現れた時は遠慮なく中日を出て行って構わない」と言っていたんです。
なので、楽天が中村氏を欲しがったので移籍しても裏切りにはならなかったんですね!
と言うか、巣立つことが出来たので中日に恩返しと言うことになったのかもしれませんね。
結果的に楽天では活躍できなかったので移籍しないほうがよかったのかもしれませんが。
背番号と言うのはその球団によって色々と逸話があると思います。
活躍する選手が多ければ出世番号なんていうのもあります。
でも、背番号だけでその選手の野球成績が決まるわけではないので、良い背番号を付けているにしても萎縮せずに頑張ってもらいたいですね!
また、モリソン選手はパワー溢れる内野手となっていますが、マーリンズ時代は本職である一塁はギャビー・サンチェス選手がいたので、モリソン選手は左翼手として出場していたんです!
今では想像も出来ないですね!
左翼手として出場していた頃の守備力は如何なものかと思いましたが、やっぱりあまり良くなかったようなんです。
一塁ならまだしも、レフトで酷い守備を披露していたんですね。
でも、今は左翼手として出場する事はほとんどありません。
なので、守備が下手な選手とまでは言われなくなったと思いますが、お世辞にも守備が上手い選手とも言われない選手であります。
守備がどんなに下手でもモリソン選手には飛び抜けたパワーがかります。
それを生かして2017年に30本超えの本塁打を放ったのですが、それだけ長打を打つ選手は敬遠も多くなってくると思います。
ですが、モリソン選手は敬遠があまりないんです。
怖がられていないと言う事なんですね!
四球に関しては本人の選球眼も関係してきますが、敬遠に関しては相手が選ぶ事なので自ら増やすことのできない数字となっています。
パワーヒッターの特徴である三振の多さもモリソン選手は兼ね備えているので、ここまであまり良い意味の特徴がありません。
典型的なパターンの選手であると言えそうですね。
打率が低くて本塁打の多い選手は他にも沢山います。
なのでモリソン選手が目立つ事はあまりありませんが、何か飛び抜けたものがあればこれから目立ってくるとは思います。
でも、簡単に行かないのがプロの世界だと思うので、新聞の一面を飾るくらい目立てるように頑張って欲しいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にローガン・モリソン選手について簡単にまとめると
メジャーデビューしてからは一つの球団に長く在籍していない。
②通算122本だが、2017年には38本塁打を記録している。
基本的に打率が低いので安打数は少なめであるので100安打達成は3回しかないが、本塁打はこれからも期待が持てる。
③これまで4つの背番号を背負ってきており、現在は99番を着用している。
ホームラン打者の最大の特徴である三振は多く、四球も少なく、打率も低い。
敬遠も少ないので現状悪いイメージしかない。
モリソン選手は本当の実力を発揮したのは2017年となっています。
潜在能力は高い選手ですが、2016年までは思うような結果は出ていませんでした。
しかし、そのまま力を発揮する前に引退に追い込まれてしまう選手も少なくないので、1度でも結果を残せたというのは喜ばしいものだと思います。
でも、難しいのはこれからです。
1度結果を残してしまうとそれからまた同じような結果を求められてしまいます。
モリソン選手がプレッシャーに強いのかどうかは定かではありませんが、年齢的にもある程度の勝負強さはあると思います。
2018年も打率は低いままですが、本塁打は最低限打つ事が出来ています。
これでは評価は下がってしまうと思いますが、引退となる日まで全力プレーを見せてもらいたいですね!
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