2020年東京オリンピックが開催されることが決まって以降、様々なニュースが世間を騒がせています。
そんな中、『クライミング』が追加種目として開催されることが決定されており、こちらも密かに注目を集めています。
クライミングというと、イメージとして山登りを想像してしまいませんか?
ロッククライミングなんていうと特にイメージつきやすいですよね。
そして今回、2020年に追加種目として開催されるのは、
『スポーツクライミング』
という種目だそうです。
「クライミング」と一言で言っても、色々あってよくわからないなぁ~。
というのが私の正直な感想です…
あなたもそう思いませんか?
そこで今回は、スポーツクライミングにはどんな種目とルールがあって、どんな選手が活躍しているのかを、わかりやすくまとめてみました!
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スポーツクライミングとは?競技種目のリード・ボルダリング・スピードってなに?
クライミングですが、競技としてはいつごろから始まったのかを調べてみました。
スポーツクライミング競技の歴史は新しく、1989年に開催されたワールドカップが最初の国際的な規模の正式な大会です。
http://www.jma-climbing.org/rule/
とのことです。
登山から始まったという事で、歴史あるスポーツかと思いましたが意外と歴史は浅いんです!
ちなみにスポーツクライミングの中でも3つの競技があります。
- リード種目
- ボルダリング種目
- スピード種目
と分かれています。
ボルダリングっていうのはよく耳にしますね。
最近ボルダリングジムも色々な所に出来ていますし、実際に私もボルダリングジムに行ったことがあります。
ですが他の2種目であるリード・スピードとはどんな種目なんでしょう?
ジムに通っていてもあんまり馴染みのないキーワードです。
2017年現在、この3種目が世界で認められており、2020年東京オリンピックでもこの競技で競い合います。
「とりあえずオリンピック見てみたけどルールがわかんない。」
「なぜこの人たちは壁をのぼってるんだ?」
なんて事が起こらないように、今回はこの3種目について簡単にまとめました!
リード競技
「ロープで安全を確保し、高さ10数mの壁を登り、どこまで登れたかを競う競技。」
「通常はトップクライマーにしか登れないように設計されている。」
例えば、下から数えて17個めを掴めたら17点、その次を掴めたら18点といった具合に計算をしていきます。
持久力やどのように登ればより楽に早く登れるか、その判断力が問われる競技です。
ボルダリング競技
「5m前後の壁に複数の課題があり、いくつの課題をクリアできるかを競う。」
「同成績であった場合、完登に要した回数で順位を決める。」
今日本国内で一番人気と言えるのがこの競技ですね。
コースも短く複数回挑戦できるとはいえ、その回数も記録に残される訳ですから一発で登る集中力が試される競技です。
スピード競技
「15mの壁を登り切るスピードを競う競技。」
「競技性を持たせるためにトーナメント方式で行われる。」
競技名の通り、完登までのスピードを競います。
おそらく観戦をしていて一番迫力があるのはこの競技ではないでしょうか。
きっと、「SASUKE」的なハードな映像がオリンピックで楽しめそうですね!
ちなみにスポーツクライミングは、スピード競技を除いてコースを『見る』事も競技の中に含まれております。
そこからどういった体さばきで登っていくか考える事がとても重要であり「体をつかったチェス」と表現されております。
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スポーツクライミングで活躍している注目選手を知りたい
スポーツクライミングは、どんな選手が活躍しているのか気になりますよね!
ここでは、2017年現在日本代表として特に注目されて活躍している選手を6人紹介します。
それぞれ各選手をまとめた記事もありますので、詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。
男子選手
生年月日:1996年2月16日
出身地:北海道帯広市
【是永敬一郎さんの詳しい記事はこちら!】
⇒是永敬一郎は東京オリンピック出場になるか?強さの秘訣に迫る!
生年月日:1992年11月30日生
出身地:静岡県
女子選手
生年月日:1987年12月29日
出身地:茨城県那珂郡東海村
スポーツとしての歴史も浅いせいか、平均年齢はかなり低めですね。
しかし、ご紹介した6名はみなさん代表選手だけあってかなりの強者揃いです!
実のところ、ヨーロッパ等ではスポーツクライミングが誕生する前から「フリークライミング」と呼ばれるスポーツが盛んでした。
そのこともあってか「スポーツクライミング」が日本に入ってきたころにはかなり遅れをとっていました。
しかし、現在は上記の選手が世界大会に積極的に参加し、優勝やランクに名を残すなど日本人クライマーとして素晴らしい活躍をしています!
最後にまとめ
いかがでしょうか?
今回はスポーツクライミングの種目と代表選手をざっくりとわかりやすくまとめてみました!
現在日本ではボルダリングは有名ではあるものの、他の競技となるとなかなか耳にすることも少ないと思います。
日本ではボルダリング含めまだまだマイナーな競技ですが、これを機に興味を持っていただければ幸いです!
2020年の東京オリンピックが待ち遠しい~!