テキサス・レンジャーズで、メジャーのレジェンドと言えば?
『エイドリアン・ベルトレ』選手ですね!
エイドリアン・ベルトレ選手の見た目は少し怖い感じがしますが、実はすごく面倒見が良いので若手からも人望の厚い選手となっているんです!
性格もとても気さくなので、ファンに対してもサービスが面白いと評判なので人気の高い選手となっています。
その面白いファンサービスと言うのが、「怒り」なんです!
これは本当に怒っているわけではなく、頭を触られるのが嫌なエイドリアン・ベルトレ選手に対してエルビス・アンドラス選手が頭を触って怒らせると言うものなんです!
それがファンに愛されて人気となっているんですね!
そんなエイドリアン・ベルトレ選手ですが、通算成績がすごいんです!
そう言われると気になりますよね?
でも嘘でもなんでもなく本当に凄いんです!
その通算成績とこれまでに獲得したタイトルや現在の年俸と経歴や特徴についても調べてみましたので早速迫っていきましょう!
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エイドリアン・ベルトレのプロフィール
出典:https://www.excite.co.jp/
出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
生年月日:1979年4月7日
身長:180cm
体重:99kg
プロ入り:1994年ドラフト外
デビュー:1998年6月24日
エイドリアン・ベルトレ選手はドラフト指名では無いですが、最近ではアマチュア・フリーエージェントで獲得するようになっていますが、エイドリアン・ベルトレ選手がプロ入りのときはまだこの制度はなかったんです。
だからと言ってメジャー球団と契約が出来なかった訳ではないので特に影響はないのですが、今のシステムがこの時からあったら入団するチームも変わっていたかもしれません。
でも、もしも違うチームに入団していたら今のエイドリアン・ベルトレ選手はいなかった可能性もあるので、結果的には良い結果になったと思います。
ちなみにこのアマチュア・フリーエージェントで日本人選手がメジャー入りする事も可能なんですよ!
現実的にそれだけ能力の高い選手は日本の球団に入団する事が多いので叶っていませんが、現在メジャーで活躍している田澤純一投手はこのシステムでメジャー入りとなっています。
出来れば日本を経由してからメジャー入りして欲しいですが、日本人が直接メジャー入りするのもなんか誇らしくて嬉しいですね!
エイドリアン・ベルトレの経歴と特徴
エイドリアン・ベルトレ選手がプロ入りしたのは1994年でしたが、1998年にはメジャーデビューを飾っています。
4年目でのメジャーデビューは早いと言えますね!
そのままドジャースで活躍を見せていましたが、2004年のオフにFAとなりシアトル・マリナーズへと移籍する事になりました。
マリナーズは日本人選手が活躍する球団として日本では1番有名な球団ですね!
そのマリナーズも2009年のオフには退団となり、次に移籍した球団はボストン・レッドソックスだったんです!
レッドソックスと言えば松坂大輔投手が活躍した球団ですね!
レッドソックスでも長くプレーし欲しかったところですが、この球団はわずか1年で退団となってしまったんです。
レッドソックスは1年で退団となったのはマリナーズ退団の時にレッドソックスと1年契約しか結んでいなかったからなんです。
では、何故1年契約にしたのかと言うと、マリナーズの最終年の成績があまり良くなかった事から、代理人のスコット・ボラス氏が1年間どこかでプレーして、成績を残してから大型契約に繋げようという意図があったんです!
大きな賭けとも言えますが、きっと活躍できる事が分かっていたんですね!
レッドソックス退団後はテキサス・レンジャーズと5年契約を結んで移籍となりました。
ボラス氏の思惑通り、大型契約に繋げることに成功しましたね!
レンジャーズとは5年契約で、6年目は球団オプションとなっていたのですが、6年目となる2016年の4月に2年3600万ドルで再契約を結んだんです!
再契約が出来たと言うことは、球団が望む活躍が出来たと言うことになりますね!
2018年以降は年齢的にも大型契約を結ぶことは困難であると言えると思います。
しかし、イチロー選手も44歳となった現在でも1年契約毎に契約をして現役生活を続けています。
本当に実力があると判断されていれば、イチロー選手のように1年でも契約をしてくれる球団はあるので、エイドリアン・ベルトレ選手はもしもレンジャーズを退団となったとしても、欲しい!と言う球団は数多くあると思います。
これから下降していくであろう成績ですが、3500本安打を目指して少しでも長い現役生活を続けてもらいたいですね!
そんなエイドリアン・ベルトレ選手ですが、どんな選手であるのか知りたくないですか?
安打数から見るに巧打者であるようにも思ってしまいますが、エイドリアン・ベルトレ選手は本塁打に拘りを持っており、常にフルスイングを心がけている選手なんです!
マリナーズ在籍時代、マリナーズの本拠地であるセーフコ・フィールドは打者の墓場と言われるほど打者に対して不利である球場なんですが、それでも25本塁打を放っていた長距離打者であるんです!
でも、このマリナーズに在籍していた事が、今後の成績を大きく変えたんです!
それは、セーフコ・フィールドでは、フライをよく打っていた事に気付いたからなんです!
普通はあまり自分の欠点には気づけないものですが、エイドリアン・ベルトレ選手は自分の癖などにも冷静に見る事が出来るんです。
また、バッティングではフルスイングが心情なので四球数があまり多くありません。
バッティングと言えば、エイドリアン・ベルトレ選手にはもう一つ癖があるんです!
それは、ハーフスイングの際に一塁線を指差して審判に判定を求める事なんです!
これは一般的に相手の捕手が行うプレーですよね?
ならば何故エイドリアン・ベルトレ選手がやるのでしょうか?
それには意味があったんです!
エイドリアン・ベルトレ選手曰く、相手選手よりも早くチェックを求めれば、審判がつられてエイドリアン・ベルトレ選手に有利な判定をしてくれると言う事なようなんです!
本当なんですかね?
実際はどうなのかはわかりませんが、ちょっとした事にも気を使う選手であると言う事なので、頭脳派と言えるかもしれませんね。
これらを統合すると、常に自分の癖に気を使い、チームに貢献する為に長打を増やす努力をしています。
更には、少しでも自分に有利となるように、ハーフスイングでも自らが判定を求めるなど、頭脳を使うプレーもしている選手となっていると言う事になります。
チームバッティングを試みる事が多いので、安打が欲しい時には安打を狙うので通算安打数も高い数字となっています。
これまでの実績と言うよりも、考え方の面でチームには必要不可欠な選手でありますね!
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エイドリアン・ベルトレの成績は?
エイドリアン・ベルトレ選手はここまで20年と長い現役生活をメジャーで送ってきました。
プロ入りからは23年となっていますが、4年目からメジャーで活躍するようになったその打棒に注目していきたいと思います。
20年間で出場した試合数は2814試合となっており、打席数は11649打席を数えます。
入団1年目にはこんなに打席に立てるとは思っていなかったんだと思います。
すごい打席数ですね!
その打席数で放った安打数は、3048安打を記録しており、見事に3000本安打を達成しているんです!
シーズン200本塁打は安打を達成したのは1度だけとなっていますが、怪我をしない安定の活躍でここまで安打を積み重ねてきたんですね!
でも、エイドリアン・ベルトレ選手の1番の魅力はやっぱり本塁打ですよね?
その本塁打数は462本となっています。
意外にも500号本塁打はまだ達成できていないんですね!
常に30本塁打は打っているイメージですが、シーズン30本塁打を達成したのは5回しかないんです!
凄く意外ですよね!
こんなに凄い選手でも500号本塁打はやっぱり難しい記録であり、簡単に達成できるものではないんです。
その中で過去に500本以上の本塁打を記録したのは27人もいるのだから驚きですよね!
中には薬物使用を疑われた選手も複数人いますが、それでも27人という人数はすごいと思います!
思ったよりは本塁打数は少なかったですが、チームへ貢献するのは打点が1番だと思います。
得点を挙げなければ試合に勝つ事は出来ないので、打点数が大事なのですが、エイドリアン・ベルトレ選手の通算打点数では1642打点となっていました。
シーズン100打点以上を達成したのは5回となっていますが、凄いのは2年前の37歳の時に100打点を記録しているという事なんです!
この年齢で100打点達成は凄いです!
日本では、元楽天の山崎武司選手が40歳で100打点を達成していますが、35歳を超えてからの100打点達成は日本でもアメリカでもどちらでも凄いと言えると思います。
これだけの打点を稼いできているのでチームの勝利に大きく貢献してきたと思いますが、チームの得点力を上げるには塁に出なければ話になりません。
自分一人で打点を挙げて勝利し続けるなんて事はあり得ないので、チーム貢献度を図るには出塁率を見るのが1番です!
その通算の出塁率は.340となっていました。
シーズン最高の出塁率は2004年と2014年に記録した.388が最高となっているので、4割を達成した事はありません。
しかし、出塁率4割なんて簡単に達成できることではないので、.388でも十分な数字であり
通算.340でも素晴らしい結果と言えますね!
打率では、7回の打率3割を記録しており通算では.287となっていましたが、打率が高い数字で安定し始めたのは6年ほど前からとなっています。
38歳となっている現在でも安定の数字を残しているので、打率に関してはまだこれから伸びる可能性もあるので、結果観察としたいですね!
抜群の安定感で通算3000本安打を達成したエイドリアン・ベルトレ選手ですが、年齢を重ねる事に成績が上がってきているので、なかなかいないタイプであると言えます。
「もう歳だから」などという言葉はエイドリアン・ベルトレ選手には縁のない言葉と言えますね!
エイドリアン・ベルトレの獲得タイトルや年俸は?
エイドリアン・ベルトレ選手が始めてメジャーに出場したのは1998年でしたが、最初からタイトルを取れるほどの成績は残せていませんでした。
いきなりタイトルが取れる方が珍しいですね。
デビューからそこそこの活躍を見せていたエイドリアン・ベルトレ選手が始めてタイトルを獲得したのは2004年でした。
デビューから7年目となるシーズンですね!
初めて取ったタイトルは、48本塁打で本塁打王でした。
打点も121打点を記録しましたが、残念ながら打点王は獲得することができませんでした。
でも、本塁打王だけでも十分凄いことですね!
この年は本塁打王の他に、シルバースラッガー賞と9月に月間MVPを獲得しています。
月間MVPは集中的な活躍をしないと獲得できないので、1度だけの獲得でも名誉なことですね!
次にタイトルを獲得できたのは、2010年でした。
2010年は49本の二塁打で二塁打王となっていますが、これは主要タイトルとなっていないので目立たない賞と言えますね!
ちなみに2007年と2008年にはゴールド・グラブ賞を獲得しています。
守備でもタイトルを取れる程に成長したんですね!
また、2011年と2012年もゴールド・グラブ賞を獲得しているのですが、その中でも最も活躍したと評価された1名のみに送られるプラチナ・ゴールド・グラブ賞をこの2年は獲得しているんです!
メジャーで1年に1人しか獲得できない賞となっているので、どんなタイトルよりも名誉なものと言えますね!
この他、主要タイトルでは2013年に199安打で最多安打賞を獲得しています。
200安打を打てずにタイトルを獲得しているので、この年は全体的に安打数が少なかったんですね!
でも、それは投手力が高かったと言えるので、その中でリーグ1位の安打数は立派であると言えますね!
月間MVPは全部で4回獲得しており、2004年以降は2011年の9月と2012年の9月と2013年の7月となっています。
4回のうち3回は9月に獲得していることから、9月に本領発揮ができるようでありますね!
これ以降は2016年にゴールド・グラブ賞を獲得したきり他のタイトルは獲得できていません。
しかし、年齢を重ねてから大きな活躍を見せるようになってきているので、まだこれから獲得できる可能性も十分にあると思います。
また、ここまで長年活躍してきたエイドリアン・ベルトレ選手ですが、年俸はどれくらいになっているのでしょうか?
日本では6億円くらいもらっていればかなりの高額となっていますが、エイドリアン・ベルトレ選手に関しては2018年の年俸は1800万ドルとなっているんです。
では、1800万ドルが日本円でどれくらいなのでしょうか?
これは単純に計算すると1ドル100円という計算で、18億円という事になるんです!
この年俸は、自身の最高額となっているんです!
基本的に年を取ってくると成績も下がってくるので年俸は下がりがちですが、エイドリアン・ベルトレ選手の場合は年を取ってからの方が活躍しているので、2016年から1800万ドルと言う大金を手にしているんです!
一般人には想像もできない金額ですが、こう言ったことがメジャーに憧れる理由の一つなのかもしれないですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にエイドリアン・ベルトレ選手について簡単にまとめると
エイドリアン・ベルトレ選手は若い頃は巧打を売りとしていたが、マリナーズに在籍した事が転機となり長打が売りとなった。
②通算3000本安打を達成しているが、通算打率は.287と3割を超えていない。
しかし、30歳を過ぎた頃から打率も打点も向上していることから、大器晩成型の選手と言える。
③主な主要タイトルは本塁打王と最多安打を1回ずつしか獲得していないが、月間MVPなどの細かいタイトルは複数回獲得している。
2018年の年俸は18億円となっており、これが自身最高額となる。
エイドリアン・ベルトレ選手は若い時から活躍し続けた選手でありますが、現在はもう30代後半となっています。
スポーツ選手ならもう体力的にもきつくなってくる頃であると思います。
現に2017年は試合数が激減しています。
打率には関してはまだ3割を打てるようでありますが、長打に関しては減少傾向にあります。
でも、日本でも元楽天イーグルスの山崎武司氏は40歳になってからの方が活躍したと言う実績もあるので、40歳を迎えたからと言って成績が落ちると言うのを決めつけるのもよくないと思います。
「年だから」と言われないように、2018年は再び3割30本塁打を取り戻してもらいたいですね!
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