セントルイス・カージナルスの若きエースと言えば?
『カルロス・マルティネス』投手ですよね!
カルロス・マルティネス投手はまだ26歳と若いですが、3年連続で2桁勝利を挙げたり2016年にはシーズン16勝を挙げる活躍を見せてくれています。
エースとしてフル回転が期待される2018年は開幕から好調で、5月上旬には防御率でリーグトップに立つ活躍を見せています!
2018年のシーズンはまだ始まったばかりなので、今後どうなるかわかりませんが、今の好調さを維持してタイトル獲得に向けて突き進んでいってもらいたいところですね!
そんなカルロス・マルティネス投手ですが、これまでの投手成績って気になりませんか?
若きエースとと呼ばれるようになるには実績が必要となります。
その成績について迫っていきたいと思います。
また、ここまで来るのにマイナーでどれくらいの成績を残したのでしょうか?
そして、背番号は何番を付けてきたのでしょか?
変化球や特徴と共に調べてみました!
早速、カルロス・マルティネス投手について迫っていきましょう!
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カルロス・マルティネスのプロフィール
出典:http://takoyaki7985.blog.fc2.com/
出身地:ドミニカ共和国
生年月日:1991年9月21日
身長:182cm
体重:83kg
プロ入り:2009年 ドラフト外
デビュー:2013年5月3日
カルロス・マルティネス投手の出身国であるドミニカ共和国についてあなたは知っていますか?
ドミニカってアメリカやヨーロッパと違って日本人が旅行に出かけるということの少ない国です。
なので、あまり知られていませんがドミニカはバナナがよく食べられているようです。
サンコーチョという食べ物もドミニカに古くから伝わっている人気の食べ物ですが、見た目がカレーのような食べ物なようです。
このサンコーチョにもバナナが使用されており、日本で言うお米のような主食がバナナであると言えるのだと思います。
また、ドミニカの首都であるサント・ドミンゴにあるレストランで、海の上に建っているという人気のレストランもあるんです!
このレストランはボカチカという名前なので、もしもあなたがいつかドミニカに行く事があれば、ボカチカに行って見るのも良いかもしれませんね!
カルロス・マルティネスの投手成績は?
カルロス・マルティネス投手は26歳と言う若さもありますが、メジャー歴はまだ5年しかないんです!
でも、その年数でもしっかりと存在感を示しており、5年の通算勝利数は46勝となっているんです。
その数字を細かく見て行きましょう!
カルロス・マルティネス投手の1年目は21試合に出場しました。
でも、そのほとんどが中継ぎという事もあり、勝敗は2勝1敗1セーブ3ホールド、防御率5.08となったんです。
先発登板は1試合でしたが、防御率の悪さからこの年は安定感がなかったんですね。
カルロス・マルティネス投手の2年目は先発登板は7試合となりました。
先発数は少ないですが、登板数は57試合もあるんです!
主に中継ぎとして活躍した年となったんですね!
この年は2勝4敗1セーブ17ホールド、防御率4.03となりました。
前年よりも敗戦数は増えていますが、ホールド数から考えると、この年は勝っている場面で登板する事が多かったと思うので、前年よりも敗戦数が増えてしまったのだと思います。
敗戦処理をしているようでは一流投手にはなれないので、カルロス・マルティネス投手にとって第一歩の年となりましたね!
3年目は遂に先発を中心に任されるようになりました。
登板した試合数は31試合でしたが、その内先発数は29試合となっているんです!
もう先発投手と言えるレベルに達しましたね!
この年は初の2桁勝利となる14勝7敗、防御率3.01を記録しました。
前年の中継ぎでの登板経験が先発で活きたのかもしれないですね!
カルロス・マルティネス投手は4年目も先発として31試合に登板しました。
勝敗数は、16勝9敗、防御率3.04を記録しています。
先発として、エースとして活躍をしていますが、防御率2点代の壁が越えられないようですね。
でも、これから絶対的なエースとなるには防御率2点代、1点代を記録していかなけれはいけません。
カルロス・マルティネス投手にはこの2点代の壁は出来る限り早く超えてもらいたい所でありますね!
カルロス・マルティネス投手の5年目となる2017年は32試合に登板しましたが、12勝11敗、防御率3.64となりました。
初の2桁敗戦となりましたが、3年連続2桁勝利となっており、更にこの年は奪三振数が217個と初の200奪三振を達成しているんです。
キレのある球は健在ですね。
まだエースと呼ぶには物足りなさもあるかもしれません。
タイトルも獲得した事がなければ、防御率も2点代を記録した事がありません。
まだまだ成長段階なので、カルロス・マルティネス投手は絶対的なエースとなれる逸材であるとは思います。
しかし、今後の為にも一度は挫折を味わう事も大切かもしれません。
年を取ってから挫折を味わってしまうと、そこから立ち直る事が困難となるので、何かを経験するのであれば、若い今のうちに経験させてあげたいですね!
2017年は2桁敗戦も記録しても防御率も悪化させてしまいましたが、この年は実は収穫の一年となっているんです。
先程述べたように奪三振数が200を超えた事も1つの収穫ですが、その他にも完封数にも収穫はあったんです!
2017年まで何度も先発登板していますが、完投した試合は1度もなかったんです。
なので、完封試合も当然のことながら1度もありませんでした。
でも、2017年は2度の完封勝利を挙げているんです
カルロス・マルティネス投手、大進歩ですね!
2017年は勝利数を伸ばすことは出来ませんでしたが、確実に意味のあった年と言えると思います。
このように1つずつ経験を積んでいくことで、エースの道は開かれていくと思うので、挫けずに頑張ってもらいたいですね!
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カルロス・マルティネスのマイナー時代や背番号は?
カルロス・マルティネス投手は2010年にルーキーリーグで初登板を果たしました。
この年は12試合に登板して3勝2敗、防御率0.76をマークしました。
ルーキーリーグでも防御率0点代はさすがですね!
2年目は1Aに昇格して、8試合に登板を果たしました。
勝敗は3勝2敗となりました。
防御率は2.33となっており、ルーキーリーグの時と比べると目劣りしてしまいますが、この数字でも十分な成績と言えますね!
でも、先発をやっているのか、それとも中継ぎでやっているのかで評価は大きく変わってくると思います。
どちらでやっているかはわかりませんでしたが、勝利数は少ないですが、恐らく先発であったと思います。
カルロス・マルティネス投手の2011年は6月に1A+に昇格しています。
途中で昇格したので1Aでは8試合と登板数が少なかったんですね。
この年の1A+では、10試合の登板で3勝3敗となりました。
勝敗ではあまり悪くないと思うかもしれませんが、防御率は5.28となっていたんです。
安定感を欠いていたんですね。
2012年の開幕も1A+で迎えることになりました。
成長を見せたいこの年は、1A+で7試合に登板して2勝2敗となりました。
勝敗では前年よりも悪くなっていますが、この年の防御率は3.00となっていたんです!
カルロス・マルティネス投手は確実に成長を見せましたね!
この年はまた6月に2Aに昇格を果たしました。
2Aでは、15試合に登板して4勝3敗、防御率2.90をマークしました!
安定感のある投球でチームを支えましたね!
翌2013年は開幕は2Aで迎えました。
この年の5月3日には3Aを飛び越してメジャー初昇格となりました。
カルロス・マルティネス投手、飛び級なんて凄いですね!
しかし、初めてのメジャー戦では結果を残す事が出来ませんでした。
5月27日には3Aに降格してしまったんです。
せっかくの大チャンスを掴むことが出来ませんでしたね。
7月11日には再びメジャー再昇格となりましたが、ここでも結果を残すことは出来ませんでした。
その為7月25日にはまた3Aに降格となってしまったんです。
カルロス・マルティネス投手は2度目のチャンスも掴むことが出来ませんでした。
もうこの年はチャンスがないかと思われましたが、8月8日に3度目のメジャー昇格となったんです。
近い日数で昇格となっているので、よっぽど期待度が高かったのだと思います。
その後もこの年はメジャーと3Aを行ったり来たりしていましたが、経験を積むという点ではこの年は無駄にならなかったのではないでしょうか。
2014年からはメジャーに定着していたカルロス・マルティネス投手ですが、メジャーで着用した背番号は3つあります。
その3つは、「62」、「44」、「18」です!
メジャー1年目となる2013年は62番を付けていましたが、翌年は心機一転44番で迎えたんです!
44番で落ち着くかと思われましたが、翌2015年にはまた背番号を変更したんです!
その新背番号が18番となったんです!
日本では18番と言えばエース番号ですね。
アメリカではエース番号というわけではありませんが、今も18番で落ち着いています。
この番号には愛着があるのでこの先も背番号を変えることはないかもしれません。
コロコロと背番号を変えられるのも覚えるのが大変なので嬉しくはないです。
選手を示すのに大事な背番号となるので、18番と言えばカルロス・マルティネス投手!と思われるくらいの活躍をこれからも見せてもらいたいですね!
カルロス・マルティネスの球種や特徴は?
カルロス・マルティネス投手は最速163km /hなので速球派投手となっています!
これだけの球速を投げる投手はストレートを中心に投げることが多いですが、カルロス・マルティネス投手はストレートはそんなに多く投げないんです!
では、どの球種を1番多く投げるのでしょうか?
それは、シンカーなんです!
速球が売りと投手は緩球を付けるために遅い球も投げることが多いですが、一般的にはカーブがよく投げられます。
しかし、カルロス・マルティネス投手が投げるのはシンカーなんですね!
一般的にシンカーと言えばストレートよりも20km /h程スピードが遅いことが多いですが、カルロス・マルティネス投手が投げるシンカーの平均球速は153km /hもあるんです!
ストレートの平均球速が155km /hとなっているので、ストレートとほぼ同じスピードで飛んで来て、手元で変化するんですね!
超高速シンカーですね!
日本でも高速シンカーを投げる投手はいますが、日本では技巧派投手に多く見られるので、カルロス・マルティネス投手程早いシンカーを投げる投手はいないです。
日本でも見てみたい球種ですね!
その他の変化球としては、スライダーやチェンジアップがあります。
これらの変化球は多投する事はありませんが、奪三振率は8.5と高めの数字を記録しているんです。
先発としては良い数字と言えますね!
主にストレートとシンカーで抑えていますが、カルロス・マルティネス投手は先発投手としては球速はかなり早い方なんです!
なので、ストレートを中心に投げても抑えられると思います。
もちろんストレートだけでは打ち込まれるのがオチですが、未だに防御率2点代は記録したことがないので、新たな投球スタイルを試すのも1つの手だと思います。
試す価値はありますね!
普通は年齢と共に球速が落ちてしまった為に変化球中心の投球に切り替えるのが一般的ですが、あえて逆のパターンで行ってみるのも面白いかもしれませんね!
こればかりは本人の意思なので、今後どうするのかはわかりませんが、どんなスタイルであれ、活躍する姿を見せて欲しいですね!
速球を投げるカルロス・マルティネス投手の特徴は先発投手としては早い球速である!と思われがちです。
決して間違ってはいないのですが、先ほど述べたようにカルロス・マルティネス投手はシンカー中心の配球をしています。
なので、特徴としてはシンカーを得意としている事であると言えると思いますね!
でも、投手は良いことばかりではありません。
悪い癖や特徴も投手によってあるんです!
カルロス・マルティネス投手は左打者を苦手としており、対左打者のOPSが.760となっているんです。
OPSは長打も含んだ記録となるので、被打率だけではないんです。
なので、一般的に対左打者の被打率が3割なんて事を言われますが、カルロス・マルティネス投手は被打率ではなくOPSなので、本当に苦手としていることがわかると思います。
でも、これは努力をすればいつかは克服できることであります!
今後どれだけ左打者が抑えられるかでシーズンの成績が大きく変わって来ると思います。
何故左打者にそこまで打たれるのかわかりませんが、普段の努力をこれから見せてもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にカルロス・マルティネス投手について簡単にまとめると
メジャー3年目から驚異的な数字を残しており、これからが楽しみな投手となる。
②マイナーでは10数試合しか出ていないが、安定した防御率を残してきた。
背番号は2013年から3年連続で変更しているが、2015年に18番に変更してからはずっと一緒である。
③豪速球を投げられるにも関わらず、シンカーを中心とした配球を組んでいる。
対右打者に対しては抜群の安定感を誇っているが、対左打者はめっぽう苦手としているのが特徴である。
カルロス・マルティネス投手は若手として優秀な成績を残してきました。
しかし、ここまでの成績ではまだ絶対的エースと呼べる成績ではありません。
近年で見るとかなりの好成績とは言えますが、他のベテランエース投手と比較するとまだまだ物足りません。
カルロス・マルティネス投手は現在26歳と言う年齢なのでどちらかと言うと若手となると思います。
これから5年から10年は活躍できると思いますが、これから絶対的エースとなるか、それとも2番手3番手投手に成り下がってしまうかは本人次第となってくると思います。
まだどちらにも転び兼ねないだけあって、コーチ陣の指導が鍵を握ってきます。
もしもエースとなれなかったらその時はコーチや監督のせいである思っても良いかもしれません。
でも、やっぱり本人の頑張りが1番なので、カルロス・マルティネス投手には壁を乗り越えて頑張ってもらいたいですね!
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