ボストン・レッドソックスの主砲として活躍する右打ちの強打者と言えば?
『J.D.マルティネス』選手ですよね!
マルティネス選手は今やレッドソックスに欠かせない選手となっていますが、入団はアストロズでした。
アストロズで4番を打っていても良かったと思うのですが、結果的にレッドソックスで4番を打っています。
そんな破壊力を見せつけるマルティネス選手ですが、実はドラフトでは20位指名と上位指名ではなかったんです。
とても意外ですよね!
長打力を買われてプロ入りとなっているので期待に応えた形とはなりますが、ドラフト20位という事は他球団にはあまり評価されていなかったのかもしれません。
現在は不動の4番となってきていますが、これまでにどれくらいの打撃成績を残してきたのか気になりますよね?
メジャー1年目から見ていきましょう!
また、経歴や年俸、背番号や特徴についても調べました!
これらを知る事で、マルティネス選手について詳しくなれると思います。
メジャーの4番打者のJ.D.マルティネスについて迫っていきましょう!
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J.D.マルティネスのプロフィール
出典:Twitter
出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州
生年月日:1987年8月21日
身長:190cm
体重:99kg
プロ入り:2009年 ドラフト20位
デビュー:2011年7月30日
J.D.マルティネス選手の本名は、フリオ・ダニエル・マルティネスとなっています。
フリオと言えば、2003年から日本に在籍していた選手がいますね!
その選手の名は、フリオ・ズレータです!
ズレータ選手はソフトバンクやロッテで活躍した選手です。
2005年には自己最多の43本塁打を放っており、気性が荒い事でも知られていました。
そんな選手でしたが実はパナマ時代はとても秀才で、大学進学率の低いパナマでしたが、ズレータ選手は国内でも優秀なパナマ工科大学に進学しているんです!
頭が良くて野球もうまかったんですね!
チョップ、チョップ、パナマウンガー!
これはズレータ選手がホームランを打った時のパフォーマンスとして知られていました。
パナマウンガーの後によかろうもんや幕張ファイヤーなども付け加えられたりもしましたが、今はもう見る事ができません。
思い出すと凄く懐かしいですね!
J.D.マルティネスの打撃成績は?
マルティネス選手はこれまで打撃タイトルは獲得していませんが、華々しい成績は残してきています!
2018年も今の所は好調のようで、本塁打ランキングでトップ3に入る活躍を見せています!
これだけの活躍を見せているマルティネス選手のこれまでの活躍に注目してみましょう!
1年目となった2011年は53試合の出場になりました。
安打数は57安打を記録しており、少ない試合数でありますが、打席数はしっかりと確保できたようですね!
この年の打率は.274を記録しており、本塁打は6本を記録しました。
今の本塁打数からすると1年目は長打力を発揮する事が出来なかったマルティネス選手!
マルティネス選手の2年目は113試合に出場して、95安打を打ちました。
打席数が少なくて安打数が伸びなかったと思うかもしれませんが、打席数は前年の倍くらいはあったんです。
その為、打率はかなり低くなっており、.241となってるんです。
前年から打率は高かったわけではないですが、残念な数字となってしまいましたね。
準レギュラーとして出場していたこの年の本塁打数は、11本となっていました。
打点も55打点と高い数字を残す事は出来ませんでした。
マルティネス選手は期待を裏切ってしまいましたね。
期待を裏切ったのが影響していたのかはわかりませんが、2013年は86試合の出場に終わってしまいました。
安打数は74安打を記録していますが、打率は.250とまた低めとなってしまいました。
この時は長打力もパッとせず、巧打力でも良くなかったんですね。
この年唯一良かったのは、メジャー初盗塁となる2盗塁を決めた事です。
元々足に定評のある選手ではないので盗塁が期待されていたわけではありませんが、初めて成功したという事に意味があると思います!
ちなみにこの年の本塁打数は7本となっています。
マルティネス選手は打点も36打点と結果を残す事は出来ていません。
これが代打メインでの成績ならば良いと言えますが、打席数は300を超えているのでスタメン出場が多かったことを表しています。
だから評価が上がらなかったんですね。
2014年は123試合に出場して、139安打を打ちました。
打率は.315を記録しており、自身初の打率3割を記録しています!
移籍した事でこの年は遂に覚醒しましたね!
本塁打も23本を記録しており、打点は76を記録しています。
マルティネス選手が主力としてチームを支えた年となりましたね!
2015年は158試合の出場で168安打を打ちましたが、打率は.282と3割を切ってしまいました。
でも、本塁打は主砲として38本を記録したんです!
もう完全に覚醒したと言えますね!
この年は打点も102打点と、自身初の100打点に到達しています。
勝負強さも出てきたので、マルティネス選手は4番として不動の地位を築きたいですね!
マルティネス選手の2016年は120試合で22本塁打と大きく数字を落としてしまいました。
安打は141安打で打率.307を記録していますが、期待の豪快なホームランは影を潜めてしまったんです。
30本塁打以上打てたのはまぐれだったと言われかねないですね。
でもマルティネス選手、2017年は挽回して見せてくれたんです!
シーズン途中で移籍となってしまったのですが、2球団の合計本塁打は45本を記録しているんです!
ホームランバッターとしての開花ですね!
移籍前は57試合で16本塁打を放っており、移籍後は62試合で29本塁打を打ちました。
移籍前の16本塁打でも凄いですが、移籍後に記録した29本塁打は驚異的ですね!
もしも、マルティネス選手がシーズン前に移籍していたらどうなっていたのでしょうか?
2018年も既に20本塁打以上を打っています。
このまま行けば50本塁打も視野に入ってくると思いますが、簡単に打たせてくれなのがメジャーの投手陣です。
警戒はされていると思いますが、その警戒を掻い潜って結果に繋げてもらいたいですね!
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J.D.マルティネスの経歴や年俸は?
マルティネス選手は幼少期の頃から野球をやっていたようですが、個人としてはそんなに目立った選手ではなかったようでした。
子供の頃から目立っている選手で、メジャー入りしてもスター選手という人はほんと一握りしかいません。
なので、子供の頃に活躍していなかったからと言ってあまり驚く事でもないかもしれませんね。
マルティネス選手の出身はフロリダのマイアミとあって、マイアミを拠点としているマイアミ・マーリンズのファンだったんです!
地元球団のファンになるのは自然な流れと言えますね!
フラナガン高校を経てノバ・サウスイースタン大学に進学しました。
大学時代にどれくらいの成績を残して来ていたのかはわかりませんでした。
しかし、大学で活躍していなければプロ入りはしていないはずなので、大学では目立っていたのだと思います。
でもこの大学、実は過去にメジャーリーガーを輩出したことが1度もなかったんです。
野球では無名学校だったのかもしれませんね。
そんな大学をどうして選んだのかはわかりません。
ですが、この大学を選んだからこそプロ入りができたのだと思いますね!
プロ入り後はマイナーリーグで下積みをしていました。
すると2年後の2011年にチャンスが訪れたんです!
この年の7月30日に、そこまで11本塁打を打っていたハンター・ペンス選手をフィリーズに放出したんです!
レギュラーの放出は大チャンスですね!
ペンス選手が移籍した事で、穴埋め役としてマルティネス選手が選ばれました!
絶好のチャンス到来ですね!
結果、活躍出来なかった訳ではありません、期待に応える事は出来なかったようです。
いきなりだったので緊張したのかもしれないですね。
2014年は、アストロズから放出されてしまい、タイガースとマイナー契約を結びました。
入団当初はマイナーでしたが、メジャーに昇格を果たしており、2年連続でメジャーでプレーすると、これまでのマルティネス選手とは思えない程に活躍したんです!
これが人生最大の転機だったのかもしれないですね!
2017年のシーズン途中にトレードによってレッドソックスへと移籍となりました。
現在もレッドソックスで活躍する選手なのですが、レッドソックスは活躍しなければいけない!と言うプレッシャーが思うのしかかってくる球団です。
そのプレッシャーに勝てているのは凄いですね!
レッドソックスの4番として活躍しているマルティネス選手ですが、年俸に関してはどうなっているのか気になりますよね?
マルティネス選手は、2018年の2月19日にレッドソックスと5年契約を結んでいます。
その総額は1億1000万ドルとなっているんです。
1年単価にすると24億5000万円となっているんです!
スター選手と言える年俸ですね!
メジャーの複数年契約は毎年金額が異なることが多いです。
どのように変動していくかはまだよくわかりません。
5年と言う一般的にある契約ですが、契約が終了する頃は30代半ばとなっています。
それからまた複数年契約は難しいかもしれませんが、40歳まで年俸が上がり続けられるように頑張ってもらいたいですね!
J.D.マルティネスの背番号や特徴は?
マルティネス選手が現在付けている背番号は何番が知っていますか?
その番号は、28番となっています。
28番って日本でもあまりパッと来ない番号のような気もしますよね?
でも、過去には偉大な投手が付けていたんです!
その投手の代表例は、江夏豊氏なんです!
江夏豊氏は最多勝利2回、最優秀救援5回など多くのタイトルを獲得した名投手となっています。
現役選手では、広島カープの新井貴浩選手などがいますが、近年は有名な28番という選手はあまり見当たりません。
メジャーでも28番を付けた選手では有名どころはあまりいません。
28番という数字はあまり目立っていた番号ではないんですね。
番号の変更自体は移籍が原因となっていますが、どうしてこの番号に変更したのかはわかりません。
投手が付けている事の多い番号ですが、マルティネス選手が好成績を残す事で28番は野手の番号と思われるようになる日も来るかもしれませんね!
今は28番を付けているマルティネス選手ですが、2011年から2013年までの背番号は14番でした。
この番号も投手が付けている事が多い番号ですね!
日本のプロ野球では、楽天の則本投手や阪神の能見投手などエース級の投手が付けている球団もあります。
メジャーでも投手が付けてる事が多い番号となっているのですが、投手番号と縁があったのかもしれないですね。
マルティネス選手は、背番号を28番にしてから結果が出るようになりました。
番号が影響しているわけではありませんが、本人としては28番の方が自分に合っていると思っているのかもしれませんね!
28番がマルティネス選手の番号となり始めた頃と言えるかもしれませんが、マルティネス選手は典型的なタイプの選手なんです。
典型的と言うのは、ホームランを打てるが、三振も多いと言う事なんです!
メジャーリーガーにはホームランバッターは多くいますが、その分三振も多い選手がほとんどです。
その影響で打率も低くなっている選手が多いですが、マルティネス選手は2年連続打率3割を記録しています!
打率が高いのは他の選手との違いですね!
また、マルティネス選手はあまり足の速い選手ではありません。
そんな選手は併殺打が多くなりがちですが、マルティネス選手は2017年は20個を超えてしまいましたが、それ以外の年では10本代となっているんです!
意外に少ないんですね!
これらを統合すると、マルティネス選手は三振が多く、足も早くないですが、多くの本塁打を打って打率も高くなっています。
そして、足が遅い選手の特徴である併殺打は少なくなっていると言うことになります!
2017年は45本塁打を放っており、年俸も超高額となっています。
既にスター選手と言えるまでになったマルティネス選手ですが、レッドソックスの顔としてこれからも活躍し続けてくれると思います。
今は早いカウントから手を出すので四球も少ないですが、もう30歳を迎えたので落ち着きのあるバッティングで四球も増やせるように頑張ってもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にJ.D.マルティネス選手について簡単にまとめると
打率も3割を残せる万能プレーヤーとなっている。
②幼少期の頃はマーリンズファンであったが、プロではマーリンズに所属したことはない。
2018年は複数年契約となっており、1年単価24億5000万円の大型契約を結んでいる。
③現在の背番号は28番となっているが、以前は投手がよく付ける14番を付けていた。
ホームランが多いのが特徴であるが、足も早くない中で併殺打が少ない打者となっている。
ここまでメジャーで強打者として結果を残してきました。
2018年もその勢いは止まる気配を見せておらず、ホームランを量産し続けています。
今の勢いで行くと本塁打王の獲得も視野に入ってくるので、後半戦はもっと面白くなってくるかもしれません。
年齢的に今が一番脂の乗っている時期と言えるので、今打たなければ結果はついて来なくなる可能性があります。
通算400号や500号の達成は難しいかもしれませんが、年間40本塁打を5年続けてくれればチームとっては手放せない存在となると思います。
そんな存在となれば、もうマルティネス選手の思うがままですね!
少しでも長い現役生活を続ける為には、今から結果が求められるので、安定した成績が残せるように頑張ってもらいたいですね!
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