アダム・ウェインライトの話題の投手成績や記録は?経歴や年俸も

セントルイス・カージナルスでエースとして活躍していた投手と言えば?
『アダム・ウェインライト』投手ですよね!

ウェインライト投手は2007年から2014年までの8年間エースとして活躍していましたが、エースとして付けていた背番号は50番となっているんです。
あまりエースが付ける番号のイメージがないですよね?

日本でもエースが50番を付けていたのは、ソフトバンクホークスの摂津投手くらいだと思います。
摂津投手はもうエースではなくなってしまいましたが、50番という数字は実は隠れエース番号だったりするのかもしれませんね!

そんなウェインライト投手ですが、エースとしたどんな投手成績を残していたのか気になりますよね?
8年間と言えばかなり長い年数となります!
どんな数字を残していたのか見ていきたいと思います!

また、獲得タイトルや記録についても知りたくないですか?
エースである以上、タイトルは獲得出来ていて当たり前と思われてしまいます。
ウェインライト投手はどんなタイトルを獲って来たのでしょうか?

経歴や年俸についても合わせて迫っていきましょう。

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アダム・ウェインライトのプロフィール

アダム・ウェインライト
出典:http://contents.innolife.net/
名前:アダム・ウェインライト
出身地:アメリカ合衆国 ジョージア州
生年月日:1981年8月30日
身長:200cm
体重:106kg
プロ入り:2000年 ドラフト1位
デビュー:2005年9月11日

ウェインライト投手のデビューした日である9月11日はなんの日かご存知ですか?
今では誰も知らない人はいないと思いますが、あまり思い出したくない出来事でもありますね。

それは同時多発テロです。
これは多くの死者を出した残虐なテロでしたが、このテロの後に当時の大統領であったブッシュ氏はイラクに戦争を踏み切っているんです!

大量兵器を隠し持っていると言う理由からの戦争でしたが、イラク国内から大量破壊兵器は発見されなかったんですね。
アフガニスタンのフセイン氏とアルカイダの関係を裏付ける証拠も見つからなかった為、アメリカを非難する声も上がってたんです。

今となってはもう過去のことなのでその事で国がモメる事はないと思いますが、平和に解決していって欲しいですね!

アダム・ウェインライトの投手成績は?

ウェインライト投手は現在37歳でメジャー12年間プレーしてきました。
あまり聞かない名前の投手かもしれませんが、実はウェインライト投手は長年カージナルスのエースとし活躍してきたんです!
ちょっと意外でしたね。

デビュー年となった2005年は2試合しか登板していなかったので、勝敗なしで防御率13.50となっていましたが、2年目の2006年は中継ぎとして61試合に登板しているんです!
2年目で飛躍を遂げたんですね!

この年は2勝1敗3セーブ17ホールドとなっており、防御率は3.12となっていました。
中継ぎエースと呼べる位置にはいないようですが、2年目にしては良かったと思いますね!

3年目は先発に転向して32試合に登板しました。
14勝12敗の数字を残しており、敗戦数は多かったですが、14勝を挙げる活躍は立派であると言えますね!

防御率も3.70と前年の中継ぎの時よりは悪くなってしまいましたが、4点代とならなかったのは良かったと思います。

4年目は20試合の登板で終わってしまいましたが、勝敗は11勝3敗となりました。
防御率は3.20となっており、少ない登板数ではありましたが、エースの片鱗を見せる活躍を見せましたね!

5年目の2009年は、エースとして34試合に登板して19勝8敗の成績を残しました。
防御率も2.63とかなりの安定感を見せる活躍を見せており、エースと呼ぶに相応しい成績を残すことが出来ましたね!

2010年には33試合の登板で20勝を挙げることが出来ました!
敗戦は11敗を記録していますが、20勝を挙げた実力は確かなものであると言えますね!

この年の防御率は2.42となっており、敗戦数は多かったですが、防御率は前年よりも上げているんです!
凄いですね!

2011年にウェインライト投手は手術を受け、その影響で1年間登板する事は出来ませんでした。
でも、2012年はそれを挽回するように32試合に登板しました!
手術明けの翌年となるのに多くの登板を果たしましたね!

2012年は14勝を挙げながら13敗を記録してしまいました。
防御率は3.94と前程の安定感は無くなってしまいましたが、カージナルスの打線は元々そんなに強力な打線では無いので、援護がない試合も多々あったのではないかと思います。

2013年は、34試合に登板して19勝9敗、防御率2.94を記録しました!
完全に復活したウェインライト投手!
手術をしたのにこれだけの成績を残せるのは凄い頑張りがあったからだと思います。

2014年も安定感は抜群で、32試合に登板して20勝9敗、防御率2.38をマークしました!
2度目の20勝なんて、レベルが違う投手ですね!

2015年は故障によって7試合の登板に終わってしまいました。
しかし、防御率は1.61と好結果を残していたんです。
先発登板は4試合しかなかったので2勝1敗に留まっていますが、故障前は凄い安定感を見せていたんですね!

でも、この故障が翌年に響いてきたのかもしれません。
2016年は33試合に登板して13勝9敗の数字を残していますが、防御率は4.62となっているんです。
ウェインライト投手らしくない成績となってしまいましたね。

2017年も24試合の登板で12勝5敗の数字を残していますが、防御率は5.11と安定感を欠いてしまっているんです。
この2年間は打線に助けられたようなものであります。

今までは打線の援護がなくて負けてしまう試合もありましたが、ここ2年間は打線が打ってくれているお陰で勝ちが付いているんですね。
これでおあいことなりますね!

2018年も登板数が減って良い数字を残すことができていません。
でも、シーズンはまだ終わったわけではありません。
ウェインライト投手には最後の最後まで頑張って、もう一度エース級の活躍を見せてもらいたいですね!

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アダム・ウェインライトの獲得タイトルや記録は?

ウェインライト投手はカージナルスのエースとして君臨してきましたが、エースと言えばタイトルですよね?

ウェインライト投手はどんなタイトルを獲得してきたのでしょうか?

初めてタイトルを獲得したのは2008年でした。
この年は20試合にしか登板していないのですが、勝率.786で初めて最優秀勝率を獲得しているんです!
でも、これは投手部門のタイトルとしてはまだ素晴らしいと言えるタイトルではありません。
なんでも1位になる事に凄いことは変わりはないのですが、投手部門で凄いと言われるのは投手三冠と言われている最多勝利と最多奪三振と最優秀防御率となっています。
これを獲得できれば凄いですね!

この3つの賞のどれかを獲得できればエースとしても認めてもらえると思います。
この中で一番難しいのは最優秀防御率ですが、ウェインライト投手は果たして獲得することは出来ているのでしょうか?

初タイトルを獲得した翌年の2009年には19賞を挙げて最多勝利を獲得することができたんです!
最多勝利と言えば投手三冠の内の一つです。
遂に獲得できたんですね!

2010年も20勝を挙げる活躍を見せていますが、この年はタイトルを獲得することは出来ていないんです。
意外でしたね。

次にタイトルを獲得したのは2013年となっており、この年は最多勝利を獲得しているウェインライト投手!
タイトルとは関係ありませんが、この年は完投数、完封数、無四球完投数でもリーグトップとなっているんです
先発投手として最高の1年となりましたね!

2013年はゴールドグラブ賞も受賞しています。
ゴールドグラブ賞は2009年にも受賞していたので自身2度目の受賞となります。
投手として守備面が評価されているんですね!

守備面が評価されているなら最優秀防御率の獲得もして欲しかったですが、それは叶っていません。
でも、最多勝利を2回も獲得できているという事は凄い事であると思います。
20勝を2回挙げた時はどちらもタイトルを獲得できていなかったので、もしもそこでもタイトルを獲得出来ていれば計4回も最多勝利を獲得していた事になるんです。
そこまでいっていればもっとすごかったですね!

メジャーでも、20勝という数字は凄い数字と評価されています。
しかし、その年によっては22勝以上挙げる投手もいるので、20勝ではタイトル獲得に至らない場合も多いです。
タイトルが獲得出来なかった時は運がないという事ですね。

ここまで派手な成績を残してきているので、月間MVPや週間MVPも幾度となく獲得しているのかと思いましたが、月間MVPの獲得は2回、週間MVPの獲得は1回のみとなっています。
意外にも少ないですね。

月間MVPや週間MVPを獲得してないということは、全ての月で安定した数字を残していたのだと思います。
そちらの方がエースとしてであれば重要かもしれませんね!

そんかウェインライト投手ですが、初めてメジャーで初勝利を挙げた試合に同じく初◯◯を記録しているんですが、それはなんだと思いますか?

答えは初本塁打なんです!
しかも、初打席の初球を本塁打としているんです!
初勝利を手にしたこの試合では中継ぎ登板となっていたので4回裏から3イニング投げました。
そして、初打席の初球を本塁打としているんですね!

凄い記録であり、過去にはウェインライト投手以外初勝利と初本塁打を同時に記録した投手は2人となっています。
ウェインライト投手は3人目となったのですが、過去に2人もいたのが驚きですね!

ちなみに初打席の初球を本塁打にしたのはウェインライト投手で史上22人目となっています。
こちらは意外にも多くの人が達成している記録となっていますが、初勝利と初本塁打の記録はこれからも受け継がれていく事だと思います。

カージナルスはあまり目立つ球団ではありませんが、こんな素晴らしい投手が在籍していた球団なので、これからはもっとみんなに応援してもらいたいですね!

アダム・ウェインライトの経歴や年俸は?

ウェインライト投手は幼少期の頃から野球をやっていましたが、幼少期の頃に両親が離婚してしまっているんです。
ウェインライト投手には7歳年上の兄がおり、常に一緒に練習をしているような関係だったようなんです!
とても仲が良かったんですね!

最初の頃は兄が投手だったこともあって、ウェインライト投手は捕手として兄の球を受けることが多かったのですが、当時大ファンであったブレーブス戦の中継を見ているうちにウェインライト投手も投手に興味を持つようになっていったんです!
兄への憧れで投手になった訳ではなかったんですね。

その後、地元のグリン・アカデミー高校に進学したウェインライト投手は野球の他にアメリカンフットボールやサッカーもやっていたんです!
バスケとアメフトは多いですが、サッカーは珍しいですね!

高校時代のアメフトでは、ワンレシーバーやキッカーとして出場していたようですが、この学校の記録となる48ヤードのフィールドゴールを決めたこともある程だったようなんです!
アメフトでも才能が開花しつつあったのかもしれませんね。

この頃、野球では投手として6勝3敗、防御率0.89、打者としては打率.515を残していたんです!
野球でも大活躍をしていたんですね!

この年のドラフト会議、ウェインライト投手は憧れであった球団のブレーブスに投手として1位指名を受けたんです!
大好きな球団から最高の評価を受けましたね!

ブレーブスは投手としての指名でしたが野手としてパイレーツが1位指名候補に挙げていたんです。
ブレーブスの指名権は全体の29番目となっていましたが、外野手として指名を検討していたパイレーツは全体19位の指名権を持っていました。
もしパイレーツに指名を受けていれば今は外野手だったかもしれないですね!

この年、ドラフト指名を受けてから入団契約の席には代理人事務所でインターンシップとして働いていた経験を持つウェインライト投手の兄が交渉の席に着いたんです!
たとえ誰が交渉の席に着いたとしても、ウェインライト投手がブレーブスファンである事に変わりはないので、この指名を拒否するはずがありません。
当然のことですね!

もちろん契約交渉は何一つ問題なく行われて、晴れてプロ入りとなったんです!
同年のうちにマイナーリーグ戦に出場すると13試合で防御率2.3を記録する活躍を見せました!
マイナーと言っても、高校生でこんな活躍をするなんて凄いですね!

それからマイナーで活躍を続けながらメジャー昇格を目指していたウェインライト投手は2003年に結婚をすることになりました。
しかし、その結婚の挨拶に行こうとした時、ウェインライト投手がトレードで他球団に移籍してしまう事が決まってしまったんです。
メジャー昇格を果たす前に移籍となってしまいましたね。

結婚は問題なく行うことが出来ましたが、ウェインライト投手は幼き頃からファンだったブレーブスを離れることになってしまったんです。
残酷ですね。

このトレードは、ブレーブスがウェインライト投手の事が必要なくなったと言うわけではなく、ブレーブスは泣く泣くウェインライト投手をトレード要員としたんです。
その理由としては、相手側のカージナルスがウェインライト投手が交換要員に入っていない限り、トレードの話を成立される気がなかったからなんです。
それだけカージナルスはウェインライト投手のことを必要としていたんですね!

ファンだったブレーブスから離れるのは寂しいですが、どうしても必要と言ってくれるカージナルスへ移籍するのも悪くないかもしれませんね!

そんなカージナルスではエースとして活躍していましたが、2011年にトミー・ジョン手術を受けることになってしまったんです。

しかし、ウェインライト投手はリハビリを頑張り、見事に復活を遂げたんです。
近年は2桁勝利を挙げながらも安定しない投球が続いていました。
2018年も2桁勝利は出来そうになく、このまま落ち目となる可能性があります。

年齢的にまだやれそうなので、引退前にはもう一度ブレーブスに復帰して、念願のメジャー登板をするチャンスを与えて挙げて欲しいですね!

現在でもブレーブスのファンであり続けているのかはわかりませんが、嫌いになっている事はないと思うので、少し球団の配慮が欲しいですね!

そんなウェインライト投手ですが、現在の年俸どのくらいとなっているのでしょうか?

ウェインライト投手はカージナルスと2014年から複数年契約を結んでいました。
詳しく何年契約を結んだのかはわかりませんでしたが、2014年から2018年までの年俸は安定して21億5000万円となっているんです!
破格の金額ですね!

近年は力が落ちてきているので複数年契約が終わると大減俸は免れないと思います。
しかし、何よりも大事なのは現役を続けると言う事だと思います。

アメリカには契約できずにFAのまま1年以上を棒に振ってしまう選手も少なくありません。
そんならないように、たとえ年俸が大幅下がったとしてもどこかの球団に在籍できるように交渉をして欲しいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にアダム・ウェインライト投手について簡単にまとめると

①エースとして活躍して通算146勝を挙げている。
敗戦数は通算でも81敗となっており、通算勝率は.643となっているのでエースとして充分な働きを見せて来たと言える。
②最多勝利2回とゴールドグラブ賞を2回受賞するなど複数のタイトルを獲得している。
メジャー初勝利を挙げた初打席では、初本塁打記録している。
これは史上3人目の快挙である。
③幼少期の頃は兄の影響で野球をやっており、メジャーはブレーブスのファンであった。
2018年の年俸は21億5000万円となっており、かなり高い年俸をもらっている投手である。

ウェインライト投手はカージナルスのエースをやっていましたが、今はもうエースではありません。

一度エースの座から陥落してしまうとまたエースの座に戻るのは困難となってしまいます。

2015年のアキレス腱断裂によって投球は不安定なものとなってきています。
アキレス腱を断裂してしまうとそのまま復帰できずに引退してしまう選手もいる中で、メジャー復帰を果たして2桁勝利を挙げたのは凄い事だと思います!

2018年も調子は戻っていないようで、メジャー昇格は果たしていますが、2017年よりも悪くなる事は確実だと思われます。

アキレス腱はスポーツ選手にとって生命線とも言える箇所なので、そこを怪我しても頑張っているウェインライト投手の精神面は強度であると言えるので、諦めずに最後まで頑張ってもらいたいですね!

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